「リコちゃん、アイコちゃん、プレーヤ、ヴィア、こんにちはー!」
「ボクたちは何も悪いことをしていないのに・・・。ただ生まれてきただけなのに・・・。」
「アンジュって呼んでいいよー!」
CV:彩月ちさと
概要
『ロックマンXDiVE』に登場するオリジナルキャラクターの一人で、iCOが仲間になった直後に突如登場した謎の三姉弟の一人で末っ子。
Xシリーズのショタキャラはサイバーミッションのミディとテクノ以来である。
顔グラフィック自体はドロワクレールのイベントで先に登場していた。
こちらも『ロックマンXシリーズ』のキャラらしくないデザインで、先に登場したドロワとは対照的に天使のような意匠が施されているが、デザイナーは「自分が描くわけではないからいい」という気持ちが残っていた。駄目だこいつ…早くなんとかしないと…
片腕がバスターのまま変形しないのは某口笛男のようである。
性格はアクセルよりも更に子供っぽく、プレーヤさん達と隔てや偏見なく、いつも遊んで欲しそうに接している。これまで姉達以外とは全く接することがなかった為、プレーヤさん達と触れ合うことはとても楽しいことだと思っている。
幼いが故に自分の生まれた理由や「役割」を理解することができず、ただみんなで仲良く遊ぶことを願う。しかし、そんな彼の思いとは裏腹に、エラトは彼の負の感情を刺激することで強制的に「役割」を全うさせようとする。
彼が「大事な姉達を奪われる、自分が消される」と感じれば、その小さな身体からは想像できないパワーを無自覚に解放し攻撃する。まるで遊んでいるかのように力を振りかざす姿はまさに「純粋無垢」な子供であり、そのパワーは本人でも全く加減することができないらしい。
無知故に翻弄される哀れなアンジュは、プレーヤさん達の敵であるエラトとプレーヤさん達の仲間になったドロワとの間で揺れた…
決着、その後
ドロワの時のようにRiCOがプレーヤさんの護衛を受けつつカプセルで解析を進めた後、その奥でプレーヤさん達と対峙したが、彼の体内にはファイナルシグマWが宿っていた。
プレーヤさんがファイナルシグマWを討伐した後、アンジュはドロワに手を繋がれた後に爆散せずに消えていった…
その後のストーリーステージでは健在な姿が見受けられた。
性能
先に出ていたドン太郎と似て非なる性能。
一つ目のスキル「マチネトロワ」は前方に向けて突進するスキルで、相手に命中すると空間の裂け目を生成するスキル。
二つ目のスキル「ソワレフレア」は壁や地形を無視する光弾を放つスキルで、更に3WAYのホーミングする光弾を放つ。EXスキルの選択によってはスタンさせることができたり、ホーミングする光弾5WAYに発射することができる。
パッシブではバスターが得意武器になっていたり、シールドを展開できるなどPvEに長けた性能になっている。
余談
5月2日に担当声優が遅れて明かされたが、それまで担当声優は一貫して非公開となっていたのはゼロシリーズの一部8ボス以来であった。
他のXシリーズ出身キャラとは異なり小柄な体格に合わせてかスライディングするモーションになっている。シリーズキャラでモーションが違うのはロール.EXEが先例であった。