概要
真瓦津少佐の部下で日本陣営に所属するマスターを務める金髪碧眼の少女。
真瓦津の下劣な行いに反発しているが、とある理由から逆らえずにいる。
フルネームは淺間かなめ(単行本3巻参照)
契約しているサーヴァントはアーチャー。本来は別の人物がマスターになるはずだったが召喚直後にアーチャーによって殺害された為、その場にいた彼女に目を付けたアーチャーによってマスターに任命された。
前髪とヘアピンで左目を意図的に隠しているような髪型をしているが、この理由については現状は不明。
実際、2年前の段階ではショートヘアで特に目元も隠していなかった姿が描かれている。
立場の弱さから、基本的に自分を出す事はないが、アーチャーから任された魔術礼装の解析結果を嬉しそうに話している事から、魔術に関することには積極的。
コハエース版のマスターアルトリアに相当する人物。
だが、ワカメポジションの真瓦津からの扱われ方やある部分の大きさ等から間桐桜の立ち位置も担っていると思われる。
経歴
日本人のお偉いさんと異人の妾の間に生まれた不義の子。
そのことから立場が悪く、数々の魔術の実験体にされていたようで、首筋には変色した痣や注射針の跡が大量に残っている。
最終的には英霊召喚の儀において、「特型魔力増槽」と呼ばれる魔力タンク代わりとして使い捨てにされそうになったが、紆余曲折の末、アーチャーのマスターとなった事で生き延びる事になった。
その後は真瓦津が後見人となり、前回の聖杯戦争もアーチャーと共に生き延びた。
そして2年後、再びアーチャーと共に、帝都で新たな聖杯戦争に立ち向かう事となった。
人間関係
契約しているサーヴァント。
だが、その主従関係は逆と言っても良く、アーチャーの身の回りの世話は、かなめが担当している。
彼女が代替のマスターとして気に入られた理由は明言されていないが、恐らく本来のマスターがアーチャーを怒らせて始末された際、その場に居た者達が揃って許しを請う為に平伏していた中、彼女だけで腰が抜けていたとはいえ、目を逸らす事なく真正面からアーチャーを見据えていた事が理由と思われる。
実際、この時真瓦津でさえも反射的に回りと一緒に土下座しており、横を素通りされて裾を踏まれても平伏したままであった。
直属の上司。
彼に逆らうことが出来ず、顎で使われている。
その上、幼少期から数々の魔術の実験行為をかなめに行っていた。
だが、かなめ本人は「誰にも必要とされない自分は、真瓦津に拾っていただいた」という形で深い恩義を抱いており、命を懸けてもその恩を返したいと健気に考えている。
真瓦津からの扱いの悪さや、下劣さに対して強く言う事ができないのもこの為である。
余談
FGOに登場した謎の蘭丸Xとは「片目を隠している、アーチャーと縁がある」という共通点を持つ。