「見た目はクール。中身はホット!リアでほっと一息ついてねっ!!」
CV:河瀬茉希
概要
アクセルの街を中心として活動している踊り子ユニット・アクセルハーツのリーダー。
カズマ達同様に冒険者でもあり、冒険者としての職業は『ランサー』。
誕生日は7月4日。この日はアクセルハーツの結成日でもある。
容姿
黒髪ロングの美少女。瞳の色は緑。身長はカズマ(165cm)と同じ位であり、またスタイルも整っている。
アクセルハーツとしてのメンバーカラーは青。
そのため踊り子衣装(下部画像参照)は勿論、冒険者としての衣装も青を基調とした物を着用している。
人物
真面目な努力家で、癖のあるシエロとエーリカをリーダーとして上手くまとめる他、アクセルハーツの楽曲の制作も担っている。
またダクネスと同じ、男性寄りな口調で話す。
一見クールに見えるが、その内には踊り子活動に対する熱い想いを秘めている。また、カズマの入れ知恵をすんなりと信じたりするなど、ピュアな一面も持つ。
歌を得意とするが、笑顔で可愛いポーズをとったり自己紹介するのは苦手。
踊り子活動で知名度を上げつつある一方、ランサーとしての実力も確かで、本人曰く「腕試しで槍の大会に出て優勝した」との事。
普段からエーリカのワガママやシエロの男性恐怖症に悩まされており、苦労人である事が窺えるが、その一方で自分の事になると無頓着で、ややだらしない一面もある。
特に部屋の掃除が苦手な故に、部屋が非常に汚い事については周りにも言われる程で、
- 座るどころか足の踏み場もない
- 空き瓶やお菓子のゴミが散乱、お椀の中のスープは凝固していても放置
- 食べかけのお菓子に蟻が集る(本人は「蟻だって食べないと生きていけない」と全く気にしていない)
- 家が臭くなるレベルの腐臭を放つ程、飲み物も放置
- 下着等、服も脱ぎっぱなし
……といった具合に彼女の部屋は汚くなりがち。その酷さのあまりシエロには、「ゴミの廃棄場」と例えられている。
そんな部屋で寝起きしているためか、ダニエルにアクア共々拉致されカズマ達に救助された際は、部屋の汚さで無事を確認される有様だった(その際、彼女と共にいたアクアは「綺麗にしても綺麗にしてもゴミが増え続ける」と嘆いていた)。
因みに炊事洗濯は普通に出来るらしく、単に掃除が苦手なだけの様子。
いつからか、“コン次郎”という名の狐のぬいぐるみ(下部画像参照)を常に(それがたとえ仕事の打ち合わせ中でも)持っており、「コン次郎を抱いて、ベッドで休むのが至福のひと時」らしい。
彼女にとってコン次郎は、「孤独だった私を慰めてくれた初めての友達」「代わりのいない家族」であり、アクセルハーツ以上に大切な存在である。更にコン次郎を一人とカウントしたり、「コン次郎はいわば四人目のアクセルハーツだ」と当然の様に言うなど、彼女の言動からはその愛の重さが垣間見える。
それ故かコン次郎を「古びたぬいぐるみ」呼ばわりした上、「買い替えてあげようか」と無神経な発言をしたミツルギに対しては声を荒げて激怒し、挙げ句の果てに「こんなやつと話すのはごめんだ!」と言い放つ程であった。
疲れた時などは自室に篭ってコン次郎と腹話術で会話しているが、実質彼女の一人芝居であるため、その様子はかなりカオスである。
その光景をシエロと共に偶然にも見てしまったエーリカは、「このままじゃ、リアがおかしくなっちゃう」と危機感を覚えており、また何処からその事を知ったのか、めぐみんにも『ぬいぐるみと話すのがプライベートな趣味』と認識されている。
ぬいぐるみであるコン次郎を「孤独だった私を慰めてくれた初めての友達」と言い、シエロとエーリカを「初めてできた仲間」と語っている事から、彼女はアクセルハーツとしての活動を始めるまで、ゆんゆんとはまた別の意味でぼっちだった可能性がある。
実はとある事故によって、事故以前の記憶を失っており、自分の本名さえも覚えていない。
“リア”というのは踊り子としての芸名であり、エーリカ達に誘われて踊り子になった際に付けたものらしい。
彼女が踊り子をしているのは、「好きな歌と踊りを続ける事が記憶を取り戻す糸口になるかも」と考えているためである。
この先、ネタバレ注意
「……この世界に、親はいない」
「率直に言おう。私は、日本からこの世界に転生してきたんだ」
実はカズマやミツルギと同様、彼女もまた日本からの転生者である(ストーリー第1部8章で、彼女が記憶を取り戻した事で判明)。
転生する前は無名のアイドルグループの一員として活動していた様だが、彼女曰く「大勢いるグループの一人でしかないから名前を言ってもわからない」との事(そのため、彼女の本名は現段階では不明)。
歌う事が大好きだったが、アイドルデビューが決まった矢先に喉の病気に罹った事で声が出なくなってしまい、それを悲観していた時に追い討ちをかける様に交通事故に遭い、死亡してしまう。そして彼女は異世界へと転生した。
転生時の特典としてカズマがアクアを、ミツルギが魔剣グラムを選択したのに対し、彼女はキーボード型の『魔道鍵盤』を選択している。この魔道鍵盤は普通のキーボードとしても使える(彼女はこれでアクセルハーツの楽曲の制作を行っている)他、音の魔力による障壁を展開して敵の攻撃を防ぐ事が出来る。
カズマやミツルギ同様、リア自身も転生前にアクアと対面していたが、互いにその事をすっかり忘れていた。
転生後は高校時代、薙刀部だった事から職業としてランサーを選択。
着々とレベルを上げていったが、ある時馬車の移動中にモンスターの襲撃を受け、馬車から放り出され崖から落ちた際に、記憶を失くしてしまったという(ちなみにこの段階で、既にコン次郎を持っていた)。
その後、踊り子を目指すシエロやエーリカと出会いアクセルハーツを結成し、踊り子活動を始めるに至っている。
強さ
槍技をメインに使用。必殺スキルをはじめ、防御力上昇やダメージカットといった性能を持つ技が多く、サポート役や盾役としての活躍が期待できる。
専用武器は“メロディランス”。
必殺スキル
- 護りのプレリュード
(Ⅰ)味方全員の物理防御と魔法防御を大アップ&必殺スキルゲージを中アップ。
(Ⅱ)味方全員への全属性ダメージを中カット&敏捷性を中アップ。
- 水のラプソディー
(Ⅰ)敵全体に260%の水属性物理ダメージ&味方全員を小回復&スキルのチャージタイムを中回復。
(Ⅱ)敵全体に279%の水属性物理クリティカルダメージ。
余談
このファンの生放送の際、アクセルハーツメンバーの中の人が実際に作中の踊り子衣装を着ている回がある。
特にリア役の河瀬茉希氏の青手袋(軍手等で見られる、指先のボチボチ付きの親切設計)や、青ブーツは際立っている。
関連イラスト
関連タグ
同じ日本からの転生者。
アクセルハーツの仲間。
他作品の類似キャラ
ライトノベル作品
『中の人繋がり』及び、『異世界転移した者同士(リアの場合は、正確には“転生”だが)』という共通点を持つ。
ちなみにこちらも、原作は『小説家になろう』に投稿された小説である。
アニメ作品
『戦うアイドル』、『武道経験がある』、『片付けられない』という点が共通している。