宇都宮ライトレール
うつのみやらいとれーる
宇都宮市と芳賀郡芳賀町を結ぶ路面電車(LRT)を営業開始する予定の鉄道事業者。
概要
宇都宮市と芳賀郡芳賀町を結ぶ路面電車路線を営業開始する予定の、栃木県の鉄道事業者。出資は地元自治体である宇都宮市・芳賀町と地元のバス事業者・関東自動車が中心となり、第三セクター方式で運営される。地上設備は宇都宮市・芳賀町が保有。
宇都宮市東部には就業人口1万人以上の大きな工場団地「清原工業団地」があり、通勤時間帯の道路渋滞が慢性化していた背景から、宇都宮駅を中心とした公共交通ネットワークの一環として新たな公共交通機関を導入するプランが1990年代に浮上。その後約20年間は進展が見られなかったが、2013年に入りLRT方式での営業形態を行う方針が定められた。
JR宇都宮駅東口と芳賀町下高根沢を結ぶ区間について2023年春の開業を目指している。栃木県内では1968年に廃止された東武鉄道日光軌道線以来55年ぶりの軌道線。既存の鉄軌道路線の延伸・改良を伴わない全くの新路線として建設される軌道線としては、1948年の富山地方鉄道伏木線(現:万葉線高岡軌道線)以来実に75年ぶりの路面電車の新線である。
停留所(電停)一覧
- 直流750V電化、軌間はJR在来線と同じ1067mm。
- 電停名は専用軌道区間について灰色背景。
- 快速列車の設定・運転も考慮し、平石およびグリーンスタジアム前に追い越し設備が設けられる。