ジャンヌダルク(神撃のバハムート)
じゃんぬだるく
概要
CV:潘めぐみ
ジャンヌダルクは、Cygames制作のソーシャルゲーム『神撃のバハムート』に登場するキャラクター。
後に同社制作の『グランブルーファンタジー』『Shadowverse』にも登場。『ナイツオブグローリー』『ドラガリアロスト』にも同一の人物が登場しているが、趣は上記三作品とはやや異なる。
グランブルーファンタジーにおけるジャンヌダルクについてはジャンヌダルク(グラブル)を参照。
神撃のバハムート
神の御声を聞き、絶望に沈み、光を失った人々を救済すべく立ち上がった聖乙女。
自らも旗持ちとして前線に立ち、ともに歩む民衆・兵を率いて戦う。
その後は、
- 槍を手に、兵を率いる立場に。
- 救済の理想とかけ離れた現実に多く直面し、血と武器の運命を背負わせた神を呪って闇堕ち。
- それでも彼女の帰還を望む人々によって再度、聖乙女として舞い戻る。
などの紆余曲折を経て立派な聖乙女となった。
神撃のバハムート GENESIS
当作品のTVアニメ版となる『神撃のバハムートGENESIS』にも出演。
こちらではジャンヌ・ダルクと表記されている。
天啓を受け、魔に対抗する神の先兵として聖女に選ばれた女性。真面目な性格で、神への信仰は篤い。神槍マルテを手に、王都直属であるオルレアン騎士団を率いる。
名前の表記や上記した天啓、オルレアンの語、もとは農民の出身など、元となったであろう人物へと更に近づいた設定がなされた。
アーミラ捕縛のためファバロら一行を捕らえ、主君シャリオス13世の前に連れ出す。その後は光の刃で巨大な敵をぶった切ったり、バハムートにまつわる言い伝えをファバロに教えたり、王城に攻め寄せる魔を文字通り一撃必殺したりと活躍したが、魔の奸計により主君暗殺の冤罪で火炙りの刑に処せられてしまう。
神への篤い信仰から一度は魔の言葉を跳ね除けるも、刑が執行されて燃え行く中、処刑を止めようと罪なき人々が傷つき倒れていく様を目の当たりにすることに。神が彼ら彼女らを救ってくれない現実と、神は人間を愛していないと語る幻覚からついに心を闇に染めてしまう。
魔となった彼女は神や天使を急襲して次々と倒すが、リタの解毒剤とミカエルの助けによって浄化された。
決戦の後は無実の罪が証明されたのか、騎士団に復帰。長かった髪もバッサリ切ってベリーショートになった。
Shadowverse
対戦型カードゲーム『Shadowverse』にも、ビショップクラスのフォロワーとして登場。
第25弾現在は、神撃のバハムートやグランブルーファンタジーと同じく聖乙女バージョンと闇堕ちバージョンの両者が登場している他、聖乙女バージョンのリメイク版と、闇堕ちバージョンのリメイク版、両者の要素を兼ね揃えたバージョンの計5種類のジャンヌダルクが登場しており、その全てが全体除去(いわゆるAoE)に関する能力を持つ。
また、後にはリーダースキンも実装された。
ジャンヌダルク
初出。第1弾『クラシックカードパック』にて登場した。
全ての兵たちよ!私は今この槍にかけて誓う!神のご加護は私たちのもの!勝利は我と共にあり!
カード名 | ジャンヌダルク |
---|---|
種類 | フォロワー |
クラス | ビショップ |
レアリティ | レジェンド |
コスト | 8 |
進化前 | 攻撃力:5 体力:5 |
能力 | ファンファーレ 相手のフォロワーすべてに2ダメージ。自分の他のフォロワーすべてを+0/+2する。 |
進化後 | 攻撃力:7 体力:7 |
能力 | |
CV | 潘めぐみ |
収録セット | クラシックカードパック 純白の戦場 |
※ファンファーレ…手札からPPを支払って場に出たときに発動する能力。
聖乙女バージョンのジャンヌダルクは、コストが"8"と重いながらも、場に出すだけで体力の低い相手フォロワー達を蹴散らせる強力な能力を持っている。加えて味方フォロワーの体力を強化してくれるので、敵味方が盤面に混在する乱戦時には特に強力。
ただし彼女自身のステータスはコスト8にしては控えめなため、プレイ後にこれといった活躍ができずに場を去ってしまう事が多いのが欠点。また、敵も味方もあまりいない盤面では有効でないという問題もある。
現在は「アンリミテッド」ルールでのみ使用可能であるため活躍できる機会は少なくなったものの、特殊フォーマットである「ジェムオブフォーチュン」辺りならば、試合後半の全体除去としては悪くない活躍ができるだろう。
構築済みデッキ
2016年12月29日実装のShadowverse初となる構築済みデッキの一つ『純白の戦場』にて、このジャンヌダルクのイラスト違いバージョンが収録された。
イラストは神撃のバハムートの「アドヴェント・ジャンヌ」の1段階目(上記イラスト参照)と4段階目。グランブルーファンタジーにおけるジャンヌダルクのモデルとなったイラストでもある。
ダークジャンヌ
闇堕ちバージョン。第4弾カードパック『神々の騒嵐』にて登場した。
かつて神を信じた少女がいた。神の声を聴き、神の声に従い、神の名を説いた。だが、戦場には神は居なかった。
カード名 | ダークジャンヌ |
---|---|
種類 | フォロワー |
クラス | ビショップ |
レアリティ | レジェンド |
コスト | 6 |
進化前 | 攻撃力:5 体力:5 |
能力 | ファンファーレ 他のフォロワーすべてに2ダメージ。他のフォロワーすべてを+2/+0する。 |
進化後 | 攻撃力:7 体力:7 |
能力 | |
CV | 潘めぐみ |
収録セット | 神々の騒嵐 純白の盾 |
※ファンファーレ…手札からPPを支払って場に出たときに発動する能力。
5/5というステータスは据え置きでコストは"6"と、ジャンヌダルクと比べると2も下がっている。しかし全体ダメージは「他のフォロワーすべて」と味方にも危害が及ぶようになった。強化能力は+2/+0と攻撃的だが、これもまた「他のフォロワーすべて」とあるため相手フォロワーも同時に強化する。
上手く使えば相手の雑兵を薙ぎ倒しつつ強化された味方で一気に勝利へ近づけるという強力なフィニッシャーとなり得るため、疾走フォロワーを呼び出すことができるカウントダウンアミュレットを多く採用した「疾走ビショップ」というデッキのフィニッシャーとして活躍した。
希望導く聖乙女・ジャンヌ
過去カードのリメイク版が多数収録された第7弾カードパック『時空転生』では希望導く聖乙女・ジャンヌとしてリメイクされた。同カードパックのPVにも主演しており、このカードが過去カードのリメイクであることを示唆するような描写がされている。
絶望や孤独に心を閉ざした者たちよ!
新たなる神の御旗を見上げよ!
私がその闇を貫き、諸君らを導く希望の道標となろう!
カード名 | 希望導く聖乙女・ジャンヌ |
---|---|
種類 | フォロワー |
クラス | ビショップ |
レアリティ | レジェンド |
コスト | 3 |
進化前 | 攻撃力:2 体力:3 |
能力 | ファンファーレ エンハンス 7; 相手のフォロワーすべてに3ダメージ。自分の他のフォロワーすべてを3回復。 |
進化後 | 攻撃力:4 体力:5 |
能力 | |
CV | 潘めぐみ |
収録セット | 時空転生 |
※ファンファーレ…手札からPPを支払って場に出たときに発動する能力。
※エンハンス…本来のコストの代わりに、記載の数値分のPPを支払うことで発動する能力。
全体ダメージの量は"3"となり、体力バフは体力回復へと置き換えられた。これらの能力はエンハンス7のものであり、素のコストは"3"になった。そのためリメイク元の弱点であるコストの重さもある程度解消され、序盤にとりあえず置く使い方もできるようになったのは嬉しいところ。
ただしエンハンス7で使用した場合、7コスト2/3とリメイク元よりもコストに対して低いステータスとなるのは注意。
「ローテーション」ルールでは貴重となった全体除去兼体力回復カードとして、ローテーションで使用できる間は様々なビショップデッキで使用された。
絶望の聖女・ジャンヌ
前回の希望導く聖乙女・ジャンヌがローテーション落ちしてから2年近くが経った第20弾カードパック『暗黒のウェルサ』では、カードパックのテーマの一つである「闇へと堕ちた姿」として、希望導く聖乙女・ジャンヌのリメイクとなる絶望の聖女・ジャンヌが登場した。
ジャンヌダルクの闇堕ちとしてはダークジャンヌに続いて2回目となっており、ユーザーからは「また闇堕ちしたのか」などの反応があった。
聖女は神の不在を知り、絶望の漆黒に染まる。
されど、其は堕落にあらず。胸に抱くは、救済の誓い。
この世が神無き煉獄ならば、終焉こそが慈悲なのだと。
「神は死んだ――我が刃にて救済を!」
カード名 | 絶望の聖女・ジャンヌ |
---|---|
種類 | フォロワー |
クラス | ビショップ |
レアリティ | レジェンド |
コスト | 3 |
進化前 | 攻撃力:3 体力:3 |
能力 | ファンファーレ お互いのリーダーとフォロワーすべてに2ダメージ。 |
エンハンス 7; 2ダメージではなく5ダメージ。ダメージを与える前に、進化する。 | |
進化後 | 攻撃力:3 体力:7 |
能力 | ラストワード 自分のリーダーを3回復。 |
CV | 潘めぐみ |
収録セット | 暗黒のウェルサ |
※ファンファーレ…手札からPPを支払って場に出たときに発動する能力。
※ラストワード…場から破壊されたときに発動する能力。
ステータスは希望導く聖乙女・ジャンヌに近い3コスト3/3であり、能力もエンハンス7という共通項がある。こちらのジャンヌは3コストでプレイしてもファンファーレによって全体除去を放つことが可能。
ただし対象は「お互いのリーダーとフォロワーすべて」と、ダークジャンヌのような攻撃的な性能となっている。またこの全体除去の対象は自身も含むため、実質的なステータスは3コスト3/1といったところである。
エンハンス7でプレイした場合は2ダメージが"5"ダメージへと強化される。ダメージを与える前に進化するため、7から5を引いた3/2の状態で場に残る。また、進化することで自リーダー3回復のラストワード能力を持つ。
以上の性能のため、かつてのダークジャンヌのように攻撃的なビショップデッキと相性がいいだろう。
救済の聖女・ジャンヌ
第25弾カードパック『極天竜鳴』では、救済の聖女・ジャンヌが上記絶望の聖女・ジャンヌのローテーション落ちの入れ替わりとなる形で登場した。
私は誓ったはずだ!誰一人見捨てぬことを!
故に諸君らの隣人として、肩を並べて抗うのだ!
我が戦い、振るいし刃が、御旗となることを信じて!
カード名 | 救済の聖女・ジャンヌ |
---|---|
種類 | フォロワー |
クラス | ビショップ |
レアリティ | レジェンド |
コスト | 3 |
進化前 | 攻撃力:2 体力:3 |
能力 | 守護 |
ファンファーレ カードを1枚引く。 | |
エンハンス 6; 相手のフォロワーすべてに2ダメージ。自分のリーダーを2回復。「EPを消費せず進化できる」を持つ。(1ターンに1体しか進化できない制限はある) | |
進化後 | 攻撃力:4 体力:5 |
能力 | 守護 |
進化時 相手のフォロワーすべてに2ダメージ。自分のリーダーを2回復。 | |
CV | 潘めぐみ |
収録セット | 極天竜鳴 |
※守護…相手フォロワーは守護を持つフォロワー以外を攻撃することができない。
※ファンファーレ…手札からPPを支払って場に出たときに発動する能力。
※エンハンス…本来のコストの代わりに、記載の数値分のPPを支払うことで発動する能力。
3コスト2/3にエンハンス持ちと希望導く聖乙女・ジャンヌに近い性能となったが、こちらのジャンヌは今まで持ってなかった守護能力とカードを1枚引く能力を持っており、これまでのジャンヌと比べると格段に使いやすさが増している。
守護を持っているため、特に「守護ビショップ」と呼ばれるデッキでは八面六臂の活躍ができる。
リーダースキン
2021年6月8日に開催されたイベント「5th Anniversary 人気カード投票」にて、6枚のビショップのカードの一つとして絶望の聖女・ジャンヌがノミネートされた。
その中の投票で見事1位を獲得し、1位仕様のリーダースキンの実装が決定。その後、第25弾カードパック『極天竜鳴』で入手できるリーダースキン付きカードとして実装された。
リーダースキンはジャンヌを冠しているが、絶望の聖女・ジャンヌとしてノミネートされていたため闇堕ちバージョンの見た目で実装された。
一方、リーダースキン付きカードの内容は絶望の聖女・ジャンヌではなく救済の聖女・ジャンヌのカード。ただしカード名は絶望の救済・ジャンヌとなっており、イラストも闇堕ち仕様という今までなかったパターンとなる特殊仕様で登場している。またカードテキストには「※このカードは「救済の聖女・ジャンヌ」として扱う。」という注釈文が付いている。
3rd Anniversary Cup
2019年6月15日から開催されたグランプリ「3rd Anniversary Cup」では、聖装の乙女・ジャンヌと称された特別なジャンヌダルクのイラストが描かれたスリーブ・エンブレムが報酬として設定された(参考)。
ナイツオブグローリー
同じくCygames制作の『ナイツオブグローリー』にも出演。
こちらではキャラクターでなく、光属性のSSRドラゴンとして登場している。
ドラゴンになったためか、容姿は神撃のバハムートなどのジャンヌダルクと比べると少し異なっている。
ドラガリアロスト
伝説の中にのみ名を残す、慈悲深き聖戦士。
うら若き乙女の形をとり、永遠の時を過ごしている。
魔獣の進行や悪政によって民が嘆きかなしむ時、いずこからか現れ、人々を導くと信じられている。
任天堂とCygamesが共同開発したゲーム『ドラガリアロスト』にも参戦。
ナイツオブグローリー版とよく似たデザインをしており、そちらと同様に光属性のドラゴンとして登場している。
レアリティ | ★5ドラゴン |
---|---|
属性 | 光 |
CV | 潘めぐみ |
スキル:セイントフラッグ | 周囲の敵に光属性のダメージを与え、15秒間パーティ全員の防御力を25%アップする。 |
関連タグ
ムイミ:同じCygamesによるプリンセスコネクト!Re:Diveにおける中の人繋がり。プリコネRにジャンヌは未登場だが、コラボなどがあれば彼女と邂逅することもあり得るのかもしれない。
このおっぱいで聖女は無理でしょ:どうやら、元ネタは神バハの水着版の彼女に対してのコメントであるらしい。