概要
『胸キュン刑事』は遠山光原作の漫画、及びメディアミックス企画である。
犯人が近くに居ると乳首が立つ超能力を持つ女性刑事を主人公にした作品。
掲載誌が少年誌だったとは言え、当時はお色気描写に寛容な時代だった事もあり(『らんま1/2』の連載開始も同年である)、主人公が裸にひん剥かれる事も多々あった。
当初より、メディアミックス企画として作られ、1987年に国際放映製作・テレビ朝日系列(一部地域を除く)が放送された。
あらすじ
新人婦警の皇くるみは犯人が近くに居ると乳首が立つ超能力を持っており、それを利用して様々な事件の解決に挑む。
が、乳首の反応だけで容疑者を決め付けるためトラブルを起こす事も多く、勝手に潜入捜査を始めてはエッチな目に遭うのがお約束(流石に少年誌なので本番は無い)。
テレビドラマ
1987年4月から国際放映製作・テレビ朝日系列(一部地域を除く)が放送された。当初は2クール全20話の放送予定だったが、皇くるみ役の女優が撮影中に怪我をするアクシデントが起きた為(「第14話」の撮影中だったと思われる)、1クール全13話で打ち切りとなった。
その後穴埋めで放送された「なかなかドジラんぐ」を以て「あばれはっちゃく」シリーズに始まり、一時の中断を除き続いた国際放映製作のドラマ枠は廃枠となり、同枠はアニメへ移行した。
流石に主人公が裸にひん剥かれるシーンは無かったが、本作の肝である「乳首が(服の上からでも判るほど)立つ」シーンは特撮によりしっかりと描写されている。