勇者トークン
ゆうしゃとーくん
勇者は冒険の大地で何を見るか?
概要
『デッキビルドパック_グランド・クリエイターズ』で登場した当テーマはカテゴリを持たないため、サポートカードで共通の指定をしている【勇者トークン】として扱う。
関連カードのイラストを見るに人気RPG『ドラゴンクエストシリーズ』の勇者、アラメシアの儀周りの設定は昨今の「異世界転生」が元ネタになっていると思われる。
カードテキスト
装備魔法
自分フィールドのモンスターにのみ装備可能。
このカード名の(3)の効果1ターンに1度しか使用できない。
(1):「(同名カード)」は自分フィールドに1枚しか表側表示で存在できない。
(2):(固有効果)。
(3):このカードが墓地へ送られた場合、自分フィールドの「勇者トークン」1体を対象として発動できる。
その自分のモンスターにこのカードを装備する。
カード一覧
解説
専用装備魔法を装備して専用フィールド魔法の条件を満たし、相手モンスターを戦闘で倒すのが基本戦術である。
聖騎士の追想イゾルデで専用の装備魔法をまとめて装備させたり焔聖騎士で装備魔法共々フォローしてもらうのもアリ。
天使族としては十分にアタッカーとして使えるので脆刃の剣+天空の聖域とのコンボも活かしやすい。
実質コスト無しで立てられる流離のグリフォンライダーによる妨害が非常に強力で、勇者トークン以外の展開を行う前に使い、相手の手札誘発対策が出来るという要素に加え、装備魔法の騎竜ドラコバックのバウンス効果による後手捲りも強い事が注目されたことで、アラメシア2〜3+水遣い3+ライダー1+旅路1+ドラコバック1の出張採用が大流行した。
エクストラデッキからの制限もこれといって存在しないので、シンクロ素材やリンク素材としても使えるのも無駄が全く無い。特にレベル7のグリフォンライダーと外法の騎士は3チューナーとでフルール・ド・バロネスになれる点は【天威】や【ローズ・ドラゴン】の要素が環境入りする要因ともなった。
通常召喚されたモンスターの効果を使わずとも動けるプランキッズや幻影騎士団、果ては当時の出張セットを合体させた【勇者フェニックス】なるデッキが台頭した結果、2022/1/1のリミットレギュレーションにてアラメシアの儀と聖殿の水遣いの両方が準制限、その次の2022/4/1には制限カードとなってしまった。
過去の規制カード達とは違い、ここまで規制されてもまだ使われているというのもカードパワーの高さを物語っているだろう。
上記の問題と規制から純構築がほぼ組めなくなっていたため、DABLで登場した新規カードは関連カード以外の特殊召喚を封じる制約をつける事で出張採用を回避している。
マスターデュエルにおいても出張採用を少しでも弱体化する為、実装前に準制限カードとなった。