基本情報
近藤るるる著、1995年アスキー刊。2014年KADOKAWAより新装版、kindle版あり。
おもな登場人物
高槻 杏菜
主人公。一見普通の女子高生だが、実は夜道に現れた痴漢を叩きのめせる程の武術家。しかし当人は“かわいい女”でありたいがためにこの強さを厭い、ひた隠しにしている。だが隠しきれず、ファンやライバルが群がってくる騒がしい日々を送ることとなる。
金子 光恵
格闘技に関してはウォッチャーとして二家言も三家言もあるディーパー。杏菜の強さを早々に見抜き、その追っかけとなる。
如月 瑠璃
杏菜を強敵<とも>と認識し、好き好んで女格闘家としての頂点を目指している、杏菜と対照的な人物。高身長・色黒・短髪と容貌も雄々しい。
沢 霞
縦ロールにですわ調、高飛車な振る舞いと、いかにもなお嬢様キャラ。杏菜とは家同士の因縁があるらしい…?
檜山 姫子
三光院 康成
イケメンとして知られるが、実はドMで、杏菜の強さに惚れ込んでしまう。
杏菜の家族
- 祖母 一見普通のおばあちゃんだが、実は絡んできたヤクザを叩きのめせる程の武術家。
- 母 一見普通の主婦だが、実はひったくりを叩きのめせる程の武術家。
- 父 一見普通のサラリーマンだが、実は銃を持った銀行強盗を叩きのめせる程の武術家。
- 飼い犬 一見普通のポメラニアンだが、実は野良ドーベルマンを叩きのめせる程の武術家。
- 祖父 故人。生前は高名な武術師範で、家族全員に武術を仕込んだ。中でも孫娘の杏菜には特段に目をかけていた。
ゲスト出演
同作者の別作品『たかまれ!タカマル』にて、鷹丸らはバーチャファイターの記事を書くために“本物の女格闘家”として杏菜の一団を訪問。杏菜だけでもVFキャラの過半数の技をカバー出来た上、それで足りない分も瑠璃・霞・姫子で全て埋まった。お陰で良い記事が書けたが、散々技を受けた鷹丸は満身創痍…。