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日ノ元士郎の編集履歴

2022-07-13 18:09:45 バージョン

日ノ元士郎

せんみんとぎゃくさつのおう

日ノ元士郎とは、漫画「血と灰の女王」の登場人物である(メインイラスト右側)

『強ければ、望むがままに生きられるとでも?』


『殺して立とう。真の高みへ!』


『私には!!!光が見える!!!』


概要

燦然党党首の政治家にして、日本を暗部から守ってきた日ノ元家の当主。そしてドミノユーベンと肩を並べる真祖の一角。

掲げる理想は『公明正大』、望む世界の形は『陰無き世界』

その容姿はドミノから『黒マッチョ』と称されるほど筋骨隆々で、その身体には無数の傷跡がある。(本人曰く『少々棘の多い門松をたくさん潜ってきた』とのこと)

元国会議員であり、自由民生党に所属していた。国民に寄り添った政策を行っており、立花の地元に1億円の費用をかけてトンネルを建設していた。また既婚者であり、妻とがいるが、妻は物語開始時点で故人。そして、日ノ元家の例に漏れず巨人ファン



人物

表向きは公明正大な人物であり、カリスマ性溢れる熱血漢だが、その本性は日ノ元家が長年日陰から泥をかぶって必死に守ってきた平和を当然に享受する一般人を愚民と忌み嫌う選民思想の権化。

公正を掲げつつもその内実は能力による差別であり、その理想の先にあるものを部下は「強者だけが生きられる世界」と評している。だがこれは人外のヴァンパイアたちには魅力的であり、彼の真意に気付いたうえで賛同している者も多い。

燦然党に参加しているヴァンパイアたちは一部を除いて全員が使い捨ての駒であり、作中では散々な扱いをしている。

一方で身内や見込んだ者へは敵であっても肩入れしたり、身内には甘い一面もある。

天賦の才を持って生まれた彼だが、何故か書道がド下手であり、基本的に側近である葛が代筆している。


能力

その変身体は黄金に輝く仁王の如き荘厳な姿。背面には光輪のようなものを背負っており、ここからも後述の能力を発動可能。圧倒的な武才を持ち、日ノ元家特有の身体能力も合わさって徒手空拳に於いては間違いなく作中最強


『超光(ちょうこう)』

彼のヴァンパイアとしての固有能力。全身の体表でエネルギーを高速振動させており、光に似た力を操る。常に全身から高熱を放っており、並のヴァンパイアでは近付くだけで消耗してしまい、阿久津曰く『まるで太陽』。この熱を利用して指先や拳から高熱を放ち、山すら吹き飛ばす熱線として飛ばすのは勿論、前述したように攻防を兼ね備えた鎧として見に纏う等、遠近共に隙が無い。だがデメリットもあり、纏っているエネルギーが強力すぎるため何もせずとも自傷してしまう。

ユーベンの心臓を喰らってからは肉体がより頑強になりこのデメリットは消え、放って熱や熱線の威力が大幅に向上。並のヴァンパイアでは近くにいるだけで発火するほどの熱量を常に放ち、元から強力だった熱線はさらに強力になり、着弾した周囲の電子機器が故障していた。


『金麦操作』

ユーベンの心臓を喰らい手に入れた第二の能力。この形態になると変身体にも変化が生じ、全身のデザインがより鋭角的なものになる。

真祖2体分の力を手に入れたことで元の持ち主のユーベンを凌ぐほどの規模と精度を誇る。作中では海中を隈なく探知出来るほどの量を顕現させ、ドミノとの決戦時には巨大な花弁を生成し、花びら一つ一つに風見のチャフと同じ構造を持たせていた。また、義手を生成することも可能。


『Re・ベイキング』

ドミノ、ユーベンのものを2度見ただけで再現してみせた真祖の切り札。外見は従来のものと変わらないが、右半身が黒、左半身が白色になるという彼の強烈な二面性を端的に表現した姿となる。

Re・ベイキングといっても彼のこれはただの猿真似であり、ステータスの再配分は滅茶苦茶になっている。


妻子との関係

が、苦手だ」

政界への足掛かりとして娶った政治家の娘の妻。穏やかで優しく、血生臭い世界とは無縁で、日向で生きてきた彼女は正に士郎が忌み嫌う愚民そのもの。

そんな彼女が産んだ実の娘もまた平和を当然として生きる愚民であり、にもかかわらず才能も無いのに武の道を歩む明は士郎からすれば理解できない存在であり、子供の頃から仕事にかまけてろくに構わなかったのは明への接し方が分からなかったからである。

ある日、そんな内心を妻に漏らすと、彼女は「明が、可愛いのですね」と宣う。妻の言い分に絆された自分を、結局は忌み嫌っていた筈の「平和を享受する愚民」と認めて自嘲する士郎の前に、ゴアは真祖の力を与えるべく姿を表した。

そして富士山噴火の日。ゴアの宣告通りに始まった戦いの狼煙に際し、自分を探しにきた妻のほっとした笑みと呑気な口ぶりに思わず釣られて笑った瞬間、ヴァンパイア化した直後で暴走した葛によって妻は輪切りの死体とかした。

一瞬の油断によって守ることもできず死んだ妻の姿に、激情に駆られた士郎は濁りきった目で、側にいた娘にも気づかず妻の遺体を踏みつけ、修羅の道へと足を踏み出した。


関連タグ

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