蜻蛉の少年
かげろうのしょうねん
蜻蛉の少年とは、仮面ライダーEVEに登場する改造人間・ジェイドとネコ怪人の間に生まれた子供にして、世界初の純粋な怪人の名称である。
概要
小説『仮面ライダーEVE』に登場。
ジェイドこと門脇純一郎と、その愛人であるネコ怪人との間に生また、史上初の純粋な怪人(それまでは生物を素体とした人為的な怪物=改造人間であった為、生れながら怪人という意味では、彼が初となる)。主人公である門脇純とは異母兄弟に当たる。
ちなみに蜻蛉をモチーフとした姿をしているが、取りたかというとイナズマンによく似た姿をしている。
母親であるネコ怪人が晶をカニ怪人の置き土産の攻撃から庇い命を落とした後、超未熟児として生まれ落ちると直ぐに蛹に変態し休眠状態へと移行。その後、彼を拾った晶と(なぜか自分が産んだ子供だと思い込み)カメレオン怪人によって匿われ、大事に育てられる事となった。
物語の終盤において遂に孵化し、その直後に突風を起こしてその場にいた全員を吹き飛ばすなど力の鱗片を垣間見せたが、誕生間もないという事もあり精神年齢はそれ相応の小さな子供そのものであり、力の使い方や制御方法も全く分かっていない。
誕生後、彼の潜在能力に目を付けたショッカー首領に新たな器として目を付けられしまい、懇願するジェイドや彼を護ろうとする純や恭子の抵抗も虚しく首領に寄生され体を乗っ取られてしまい、それと同時に彼の意思も消失してまった…。