1984年にクラックス(CRUX)が開発しタイトーが販売したSTG。
概要
スーパーヘリ「ジャイロダイン」を操作する縦スクロールシューティングゲーム。
操作に8方向レバーと対空攻撃ボタン・対地攻撃ボタンを用いるのはナムコのゼビウスのシステムを踏襲しているが、両ボタン同時押しすることで対地ホーミングミサイルを発射できる。
移植は1986年にファミリーコンピュータ、MSX、PC-8801、X1にされており、2007年にプレイステーション2用「タイトーメモリーズⅡ下巻」に収録されている。ちなみにファミコン版には、コントローラーの十字ボタンに取り付けて操作しやすくする「ファミコイン」が同梱されていた。
余談
開発元であるクラックスは、リバーパトロールなどを開発したオルカが倒産し、そのスタッフが設立した会社である。しかし、ジャイロダインの発売前には倒産しているため、ゲームの権利はタイトーに移管された模様。
ちなみにクラックスのスタッフは、その後に「東亜企画」に入社しゲームソフト部門を発足する。それが「東亜プラン」となり、そこで再びタイトーに販売を委託してタイガーヘリ、究極タイガー、TATSUJINなどを開発していくこととなる。