概要の前に
階層守護者は、WEB版・書籍版で総人数が異なる。
ここでは投稿数及び、一般認知度が高い書籍版の設定を中心としつつ、オリジナルであるWEB版による誤差を追記・別記等の形にて記載する。
概要
ナザリック地下大墳墓各階層の守護・管理、同守衛モンスター及び、NPCの指揮を統括する最高責任者。
《ユグドラシル》では、あくまでも各階層の最奥にある次の階層への転移門を守護するフロアボスに過ぎなかったが、転移後の世界ではナザリックの最高幹部として君臨する存在となっている。
ただし、アインズの直轄である第九・第十階層には、専属の守護者は存在しない。
特殊な例外として、
- 担当階層を持たないながらも、階層守護者を束ねる統括者として全体の指揮を執るアルベド
- 兵器的存在ながら、戦闘力故に便宜上階層守護者の地位が与えられたガルガンチュア
- 担当階層の特殊性故に、戦闘力に寄らない能力を買われたヴィクティム
が存在する。
メンバー
正規メンバー
正式な階層守護者としての地位を持つ者達。
第一・第二・第三階層守護者。
- ガルガンチュア
第四階層守護者。
第五階層守護者。
第六階層守護者。
第七階層守護者。『非常時における』という但し書きで、防衛指揮官を兼任。
WEBではそのまま全守護者のリーダー格となり、書籍・アプリでは補佐に回る。
- ヴィクティム
第八階層守護者。
その他
正規の階層守護者ではないが、それと同等以上の扱いを受けている者達。
- アルベド
守護者統括。担当階層は持たないが、アインズの側近及び代理として常に玉座の間に詰めているため、実質的に玉座の間がある第十階層の守護者的な立ち位置にある。
第九・第十の全使用人を統括する執事長。
階層守護者では無いが、《ユグドラシル》での立ち位置が『第十階層に行く為の通路を防衛する者』としてフロアボスと同じ状況だった為か、ナザリック内での地位も階層守護者と同格扱い。
実際には領域守護者で役職も下位だが、担当地が全階層から完全隔離された特殊地域であり、アインズ直轄地の宝物殿である故、どの階層守護者の指揮下にも無いという特殊性。そして実力やアインズに与えられた権力も、階層守護者に劣らない別格。
と言うよりも、アインズ経由で全階層に使用するナザリック金貨の配分を一手に引き受けている為、財政面で全階層を管理下に置いている。
書籍版とWEB版での違い
書籍版の階層守護者は7名+1名となっている。
しかしWEB版ではこの内、第六階層守護者がアウラ1人であり、第八階層の階層守護者に関する記述は一切無い。
アルベド・マーレ・ヴィクティムの3人は、書籍限定の追加キャラである。
椅子の刑
文字通り、四つん這いになった階層守護者の上にアインズが腰掛け、その醜態を他のナザリックの面々の前に晒されるという屈辱を与える一種の晒し刑。
元々は世界級アイテム『傾城傾国』に操られた影響でアインズに歯向かったシャルティアへの罰として課されたもの…だったのだが、座られたシャルティアは顔を紅潮させ、すこぶる興奮しながら「全然苦しくありません!それどころかご褒美です!」と発言。
それ自体はシャルティアの性癖による反応に過ぎないものだったが、至高の四十一人に支配されることそのものを喜びとするナザリックのシモベたちにとって屈辱足り得るものではなく、他の守護者たちまで「至高の御方に椅子にしていただける幸せ」と肯定的に受け取ることとなり、アルベドのようにシャルティアを羨ましがる者まで居たほど。
その後、コキュートスも「リザードマンに敗れた罰をまだ受けていない」という名目で自分から椅子の刑を望み、同様に四つん這いの状態から座ってもらっている。