概要
ナザリック地下大墳墓、第四階層『地底湖』の階層守護者。他の階層守護者とは異なり、プレイヤーによって創られたNPCでは無く、元は《ユグドラシル》のシステムに元から存在する戦略級攻城用ゴーレムに階層守護者の地位を与えたもの。
階層守護者で唯一自我や意思を持たない、純粋な兵器である。
《ユグドラシル》では相手ギルドの拠点攻略戦でしか使用出来ず、巨体故に置き場所に困った《アインズ・ウール・ゴウン》のギルメン達によって、地底湖の底に沈められる形で保管されている。
容姿
石で出来た様な、二足二腕の30mを超える巨大な像の姿をしている。作中では「分厚い胸の岩盤からはまるで心臓の鼓動のように赤い光が漏れている」という、何やら意味深な描写がある。
強さ
作中では蜥蜴人(リザードマン)への試験運転と示威のため起動され出撃、自身の巨体程もある巨大なブロック石を軽々と持ち上げ、遥か遠くに投げ飛ばす程のパワーを見せ付けた。
NPCではない故に、自我を持たないので戦闘中に相手の能力を分析して最適な手段を取る等の判断は出来ないと思われる。
実は、素の総合ステータスだけならばシャルティアをも上回って守護者最強を誇るが、その存在の特殊性から公式の戦闘力番付からは除外されている。
その観点から、作者からもサシなら殆どの階層守護者に勝利すると言われる“常闇の竜王”相手に「ガルガンチュアを出す?そんなこと言うなよ」とまるでガルガンチュアは卑怯とも捉えられるコメントしている。