「ただ、我を信じよ。滅びの日は近い。その日に我を信じるもののみが救われるのだ。」
概要(※ネタバレ注意)
RPG『ジルオール』の登場人物。
各地で終末思想を説いてまわり、数々の奇跡を起こす「救世主」。
自らを「救世主」と名乗っており、世界各地で終末思想を説きながら奇跡を起こして信者を増やしている反面、何かと身分の高い者や軍人からの迫害が絶えない。
もとは、天空神ノトゥーンを信仰する信者の中でも異端派である「施文院」の暗殺組織・告死天使のリーダーで、現在では破壊神ウルグの復活をもくろむ秘密結社『システィーナの伝道師』の一員。施文院の創設者の遠い子孫でもある。
ネメアの12の難事の1つ、「イズ誘拐」によってエンシャントへ拉致された絶世の美女イズの弟。
かつてエリュマルク帝の命を受けたネメアによって目の前で姉イズを誘拐されたあげく、エリュマルク帝の手によって殺害された過去があり、姉を守りきれなかった自分を痛切に悔いている。そのことで全てに虚無を覚え、世界を無に帰すために行動を起こす。
戦乱の不安に陥る民衆の心をつかみ、彼らのソウルを利用するが、当のエルファスもシャリたちに利用され愚かしい結末を迎える。
→エルファスを助ける
「余計なことをしてくれた。
ああ、いつも、あの口調じゃない。当たり前だ。
僕の名前?それが君になんの関係がある?
…エルファスだ。救世主エルファス。
……。
それが君の名?
そんなこと僕に知らせてどうする?」
主人公とは世界各地で何度も出会うことになるが、初めは主人公に無関心な彼も展開次第では男女関係なく主人公に惹かれ始める。
演説時は厳かな喋り方だが、普段は年相応の口調。
最終的には主人公と敵対しラスボスの一人として戦うことになるが、インフィニット(PS2版)では専用エンディングが追加され、プラス(PSP版)では途中で改心させる事が可能で仲間にできる。エンディングに仲間版も追加された。(敵対は「無垢ではない美しさ」・仲間は「償いの旅へ」)
仲間にした場合は魔王バロルが最後の敵となる。
仲間やEDを見るためには兵士に襲われているエルファスを何回か助けて親密度を上げた状態で、特定のイベントであえて敗北しなければならないため注意。
プロフィール
年齢 | 16歳 |
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誕生日 | 11月22日 |
身長 | 167cm |
異名・地位 | 救世主 → 造られた神 |
人間関係
イズ:最愛の姉。
ネメア:憎悪。
シャリ:システィーナの伝道師の同志だが、利用される。
ジュサプブロス、ゾフォル:システィーナの伝道師の同志であるが、お互い目的が違う。
ツェラシェル:元配下で呪いをかける。エルファスが5歳頃、ツェラシェルの精神操作を解き、イズを殺そうとした父・大神官ホシュアを殺害させた。