プロフィール
概要
初登場は『Fate/Grandorder』2部第1章『永久凍土帝国アナスタシア』。
汎人類史で召喚されたサーヴァントではなく、異聞帯でカドック・ゼムルプスに召喚されたサーヴァント。
その正体は怪物としての側面を強く持ちながら召喚されたアステリオス。神代の怪物である為、生前自体は汎人類史のものと同じと思われるが、彼に寄り添ってくれるマスターがいない世界で召喚された為か、汎人類史の彼に見られた優しさや理性はなく、非常に残虐な性格となっている。
外見は真っ白で痛々しい傷跡があり、半分に割れた仮面を被るアステリオスといった感じ。さながら、黒化英霊に近い印象を受ける。
わざわざ主人公に縁のある英霊を使う辺り、神父の悪趣味さが垣間見える。
死ぬ間際に垣間見た汎人類史の記憶を羨ましがりながら消滅した。
実は第五異聞帯の歴史上におけるミノタウロスである事が判明しており、ラビュリントスに本来の主であるミノタウロスがいなかったのも、第一異聞帯で彼が倒されてしまった為。
Fate/labyrinthに登場したバーサーカーは一説によれば、アステリオスと言うよりこちらの姿に近かった可能性が高い。
真名
ギリシャ神話において、クレタ島の迷宮に潜む人喰いの牛人ミノタウロス。
ミノス王の妻パシパエと牡牛の間に生まれた不義の子である彼は生贄である子供達を次々に喰らい、やがて英雄テセウスに討ち取られたと言う。
能力
基本的な攻撃方法は汎人類史の彼とほぼ同じく、斧が武器である。
宝具
万古不易の迷宮(ケイオス・ラビュリントス)
- ランク:EX
- 種別:迷宮宝具
- レンジ:0
- 最大補足:14人
「マヨエ……サマヨエ……ソシテシネェ!!」
基本的な効果は汎人類史の彼の物と同じだが、異聞帯側はこれを敵勢力の分断や、敵拠点への侵攻を目的としたトンネルに応用している。内部から外部への通信は可能な一方、座標の特定、サーヴァントの魔力線も追跡が困難となっている非常に厄介な性質。
万古不易の迷宮・邪(ケイオス・ラビュリントス)
- ランク:不明
- 種別:不明
- レンジ:不明
- 最大捕捉:不明
「ハテハナイゾ、オワリモナイゾ!『万古不易の迷宮・邪(ケイオス・ラビュリントス)』!!」
迷宮内部でのミノタウロスとの決戦でこの名称になる。
迷宮内では彼の戦闘力が強化される一方、彼が消滅すると、迷宮の所有権が消える為に中にいるものは脱出できる。また、これ自体が神代の奇跡そのものである為、アヴィケブロンは『王冠:叡智の光』の素材に使用し、主人公達はイヴァン雷帝との決戦時に利用する事となる。