プロフィール
※ このプロフィールは本百科の推測であり公式によるものではないため注意。
概要
『Fate/Grand Order』に登場するバーサーカークラスのサーヴァント。
第2部1章『永久凍土帝国 アナスタシア』にてカドック・ゼムルプスに召喚された。ストーリー中盤におけるボス枠として戦う事になり、実装されないNPCとは言えバトルグラフィックも存在する。
真名
ギリシャ神話において、クレタ島の迷宮ラビリンスに潜む人喰いの牛人、『ミノタウロス』。
クレタ島の王・ミノスの妻パーシパエーと牡牛の間に生まれた不義の子である彼は、生贄である子供達を次々に喰らい、やがて英雄テセウスに討ち取られた。その経歴自体はアステリオスと同じ。
人物
一人称は「オレ」。
その正体は怪物としての側面を強く持ちながら召喚されたアステリオス。神代の怪物である為、生前自体は汎人類史のものと同じと思われるが、彼に寄り添ってくれるマスターがいない世界で召喚された為か、汎人類史の彼に見られた優しさや理性はなく、非常に残虐な性格となっている。外見は真っ白で痛々しい傷跡があり、半分に割れた仮面を被るアステリオスといった感じである。原理は違うが、さながら黒化英霊に近い印象を受ける。わざわざ主人公に縁のある英霊を使う辺り、神父の悪趣味さが垣間見える。死ぬ間際に、垣間見た汎人類史の記憶を羨ましがりながら消滅した。
実は第五異聞帯の歴史上から連れてこられたミノタウロスである事が判明しており、ラビュリントスに本来の主であるミノタウロスがいなかったのも、第一異聞帯で既に彼が倒されてしまった為。
『Fate/Labyrinth』に登場した個体は一説によれば、こちらの姿に近かった可能性が高い。
能力
基本的な攻撃方法は汎人類史の彼とほぼ同じく、斧が武器である。
保有スキル
狂化(B) | バーサーカーのクラススキル。理性と引き換えに驚異的な暴力を所持者に宿すスキル。Bランクでは、全パラメーターをワンランクアップさせる代償として理性の大半を奪われる筈であるが、彼は問題無く意思疎通が可能。 |
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怪力(A) | 一時的に筋力を上昇させる。魔物、魔獣のみが持つ攻撃特性。使用する事で、筋力をワンランク上昇させる。持続時間は『怪力』のランクによる。 |
天性の魔(A++) | 英雄や神が魔獣に堕としたのでは無く、始めから怪物として産み落とされたものに備わっているスキル。人間と神牛の混ざりものであるミノタウロスは、人の身では絶対に不可能なランクの筋力と耐久力に到達している。 |
深淵のラブリュス(C) | 彼が所有する二振りの巨斧。迷宮の象徴であり、ラビリンスの語源である。元々は両刃の斧であったが、彼はそれを二振りの斧に組み替えた。 |
宝具
万古不易の迷宮(ケイオス・ラビュリントス)
- ランク:EX
- 種別:迷宮宝具
- レンジ:0
- 最大補足:14人
迷宮ラビリンスの具現化。基本的な効果は汎人類史の彼の物と同じだが、異聞帯側はこれを敵勢力の分断や、敵拠点への侵攻を目的としたトンネルに応用している。内部から外部への通信は可能な一方、座標の特定、サーヴァントの魔力線も追跡が困難となっている、非常に厄介な性質である。
なお上記ランク等はアステリオスのもので、ミノタウロスであるこちらも同様かは不明。
万古不易の迷宮・邪(ケイオス・ラビュリントス)
- ランク:不明
- 種別:不明
- レンジ:不明
- 最大補足:不明
「ハテハナイゾ、オワリモナイゾ!『万古不易の迷宮・邪(ケイオス・ラビュリントス)』!!」
迷宮内部でのミノタウロスとの決戦ではこの名称になる(効果自体には変化はない)。
迷宮内では彼の戦闘力が強化される一方で、彼が死亡して消滅すると、迷宮の所有権が消える為に中にいるものは脱出できる。また、これ自体が神代の奇跡そのものである為、アヴィケブロンは宝具『王冠:叡智の光』の素材に使用し、主人公達はイヴァン雷帝との決戦時に利用する事となる。