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三代六十四の編集履歴

2022-09-18 08:36:57 バージョン

三代六十四

みよろくじゅうし

三代六十四とは死滅回游のプレイヤーである。

この記事には単行本未収録のネタバレが含まれます。


「相撲だぁー!!!」


概要

死滅回游の桜島結界に現れた泳者(プレイヤー)。一言でいえば相撲大好き河童

11月2日時点で宮崎にいたが、相撲を求めて東京を目指すことに。しかし方向音痴なようで、「…つまりだな」という謎理論で桜島方面に突き進み現在に至る。


人物

頭頂部だけツルツルの髪形一丁の細マッチョな男性。

典型的な河童の姿だが呪霊ではない。実際に頭と出で立ちが河童風なだけで嘴も甲羅もないので間違いなく人間である。現代の術師なのか受肉した過去の術師なのかは不明。東京という言葉に馴染みがなさそうだったので過去の方の可能性が高い。


その見た目からもわかる通り相撲大好き。声が大きいうえにテンションも高く、老若男女問わず通行人に片っ端から「相撲しようぜ!!」と笑顔で呼び掛けていた。

しかし誰からも相手にされず(そして誰も驚いたり通報すらしてない)、また誰も相撲をしていないことを嘆き、地面に突っ伏して悲痛な叫びを上げていた。


そんな中、とある民家から聞こえてきた行司の掛け声に反応し窓を割って突入。テレビの相撲映像を目にし、家にいたおばあちゃんに両国国技館のことを教えてもらったことで東京を目指す。しかし前述した通りうっかり桜島結界に迷い込み、もう一人の泳者と一緒にとある因縁の戦いに乱入する。

この為、泣きながら刀を探していた鋼と泣きながら相撲相手を探していた彼が、憲紀の命をかけた戦いに闖入する形で合流したのはただの偶然であり、互いに相手の事は知らない。


外見も言動も明らかに変人のそれではあるが、あくまで相撲に誘うだけで無理やり襲い掛かったりはしていないところを見ると、割と倫理観はある方なのかもしれない。後述する領域の能力を見ても分かるが、相撲自体もあくまで双方の合意に基づくものであり、決して無理矢理相撲を強制する事はない。後勝敗はあまりこだわない。


その後の戦闘では、鋼が言った言葉の意味が分からず苦悩する真希を術式による相撲に誘い、彼女が今の自分には見えない境地を知る為に応じると、ようやく相撲の相手が見つかったので歓喜する。


相撲では純粋なパワーでは真希には及ばないようだが、技術で巧みに真希を投げて圧倒。

さらにそのやり取りの中で、自らに足りないものが分からない真希の苦悩を見抜いて話を聞き、彼女に相撲を通して鋼が口にした次の境地へのヒントやそこに至る心持ちを教えており、まさかの真希にとっての師の様なポジションとなる

そしてそれまでの迷いや葛藤を吹っ切って、晴れ晴れとした真希に敗北する形で相撲は終わった。


能力

「はっけよい」


簡易領域による土俵を展開できる。これは三代が相撲を取る為だけの領域で、それ以外の全てが削ぎ落とされている。内部と外部では時間の流れも異なる模様。

単純な実力勝負となるが、対戦相手が了承しないと成立しない、完全に戦闘目的で無い簡易領域。一方で相手が了承すると領域展開のように空間が閉じるのも特徴。


現時点では名称は不明。


相撲がそのまま戦闘スタイルに直結している為、術式に頼らない格闘で戦い、真希と戦う呪霊直哉の隙を突いて頭突きをくらわせ、刀好きで相撲を断った大道鋼との即興の連携もこなす等、実力自体は本物。

余談

彼が相撲に誘った相手は以下の通り。

  • ゲームに夢中な男子小学生
  • 相撲を知らない外国人の学生
  • ドリンク片手に駄弁る女子高生
  • 犬の散歩をしていた老人

話しかける相手が悪かったのも断られた理由の1つかもしれない。


ちなみに相撲は本来女人禁制なのだが、女性である真希や女子高生も分け隔てなく誘う辺り、彼の純粋な相撲好きっぷりが伺える。尤も相撲が女人禁制になったのは明治時代以降なので、三代がそれ以前の時代の人間だった場合はあまり関係ないのかもしれないが。


前述した通り、結果的にこれまで誰かに頼るという発想を持てなかった真希の師匠のようなポジションになっており、彼女にとっては"心技体"の内の心の師だとファンからは見なされている。


関連タグ

死滅回游 河童 相撲

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