「愛の天罰、落とさせて頂きます!」
概要
愛野美奈子が変身したセーラー戦士で、金星を守護星に持つ愛と美の戦士。
イメージカラーは橙、黄金。もう一つの決め台詞(原作)は「美の星! 金星を守護にもつ愛の戦士! セーラーヴィーナス参上!」。上述の「愛の天罰~」はテレビアニメではあまり使われなかったが、Crystalではそこそこ使われている。
担当属性の「光」には(『光殺菌』に代表される)浄化の効用もあるので、セーラーV時代には妖魔化された人間を浄化して元に戻す事もあった。旧作アニメでは本来の視聴層に対して「光=強い攻撃力」というイメージが伝わりにくかったようで、攻撃特化型のマーズやジュピターに比べると純粋な攻撃力では一歩劣り、それを経験や(ヴィーナス・ラブミー・チェーンのような)応用の効く技で補っているという描写がなされている。
原作、実写ドラマ、『Crystal』ではプリンセスの影武者として初登場した(『月も金星も同じように満ち欠けするでしょ』からの『魂の一卵性双生児≒影武者』設定である)。
テレビアニメでは当初作中作内の架空の人物扱いだったが、プリンセス登場回の前話で登場。影武者の設定はなく、登場時点で既にセーラーマーズがリーダー格となっていたため、ほとんどはサブリーダーとして扱われる。(ただし、『スターズ』ではプルートから「こういう時に皆をまとめられるリーダーはあなたしかいない」とも言われている)
必殺技は人差し指に念を込めて放つ「クレッセント・ビーム」。セーラーV時代にはコンパクトの鏡を使用。テレビアニメでは『R』の途中までメイン技として使用された。
テレビアニメ以外では腰にチェーンベルトを付け、「ヴィーナス・ラブ・ミー・チェーン」などの技に使用。攻撃するだけでなく敵の武器を奪うなどの応用が利く。
原作漫画
前世は『白き月の王国』の系譜に連なる『金星王国』のお姫さま。
『金星王国』は『白き月の王国』滅亡後に死の星と化し、現在の金星となったという設定。王城『マゼラン・キャッスル』は健在で、セーラーヴィーナスの『セーラーパワーガーディアン(守護精霊)』であるガーディアン・ヴィーナスが管理している。
登場は内部太陽系戦士中最後だが、セーラームーンの覚醒前からセーラーVとして活躍していた、実質的に最初のセーラー戦士。怪盗Aの手によって前世の記憶を甦らせ、敵の目を欺くためにプリンセスとして月野うさぎたちに合流する。
ダンブライトによれば前世から惚れっぽかったが、永遠に恋が叶うことはなく戦い続ける運命らしい。
テレビアニメ
しばらくイギリスのインターポール捜査官のカタリナとタッグを組み、もう一人の協力者のアランに恋をしながらダーク・キングダムと戦っていた。
ある日任務中に爆発に巻き込まれ、命からがら帰還するがアランとカタリナが付き合っていたと知り、そのまま姿を消して帰国。月野うさぎ達に合流した。
『R』までは失恋を引きずっていたようだが、『S』以降は吹っ切れたらしい。
技
- クレッセント・ビーム(人間に化けた妖魔を浄化の光線で溶かしてしまう必殺技。セーラーV変身時にも使用)
- クレッセント・シャワー(人間に化けた複数の妖魔を浄化する必殺技。セーラーV変身時にも使用)
- クレッセント・ブーメラン(セーラーV変身時にも使用)
- ローリング・ハート・バイブレーション(第一部)
- クレッセント・ビーム・シャワー(テレビアニメRのみ)
- ヴィーナス・ラヴ・ミーチェーン(ラブ表記の場合もあり)
- ヴィーナス・ウインク・チェーンソード(第三部、アナザーストーリー)
- ヴィーナス・ラブアンド・ビューティ・ショック
関連動画
劇場版『セーラームーン』セーラー6戦士の変身ムービー「愛野美奈子/スーパーセーラーヴィーナス」篇 劇場版「美少女戦士セーラームーンEternal」≪前編≫
※オリコン運営 公式YouTubeチャンネル『oricon』より転載
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