概要
ある世界『テイワット』において、神に認められたとされる極小数の人間にのみ得られる外付けの魔力器官『神の目』。
それの完全上位互換にあたり、天空の島『セレスティア』と共鳴し繋がっている、チェス駒のような見た目をした魔力器官(アイテム?)。俗世の七執政と呼ばれし7つの国を統治する神々が持っている。
現在は魔神戦争やカーンルイアの乱といった激動の時代が終わり大分たった為か、殆どはその力をあまり必要としておらず、失ったところでそこまで痛手ではない様子が窺える。璃月やスメールの様に国営へ活用している例もあるが、存在を知る者はごく僅か。
現状『神の心』については殆どのことが不明であるが、スネージナヤを統治する氷の女皇こと氷神はこれをファデュイの執行官に命じて収集させており、今まで旅人が回った国は例外なく彼らの手に渡っている。この行動はある神に関係しているとみられるが…。
※なお、各々神によって見た目は違う。雷神の神の心は登場していないため外見不明であるが、見た感じではチェス駒のそれぞれの役割と似た形、それぞれの元素を彷彿とさせる形のため雷神の神の心も考えようによっては導き出せるかもしれない。
所有者
市政に紛れて暮らす本人が保有していたが、風魔龍騒動に生じて正体を突き止めた執行官・淑女に闇討ちを受け強奪される。
市政に紛れて暮らす本人が保有していたが、以前より氷神へ渡す契約を交わしており、本編内で条件が満たされた事で後腐れ無く引き渡した。
テイワットで流通している貨幣・モラはこの神の心によって製造されていた為、今後は個人的なレベルでしか製造できない事が本人の口から語られた。
初代雷神であるバアルの死亡後、バアルゼブルの手に渡るも彼女はそれを人形の動力源として搭載しようとする。しかし彼女の技術は通用せず、失敗したため八重神子に預けていた。神子はそれを売る可能性を示したが、神子の性格を踏まえ利益のある取引になると言って合意した。
数百年後、神子は旅人と引き換えに「散兵」にそれを渡した。その後彼は行方不明となり、「公子」が後を追っていたが…
散兵が持つ神の心は「博士」の手に渡り、スメール教令院でエネルギーを抽出された。先述の人形である「散兵」は、それを取り込んで神として造られた。
- 草神
500年前死した先代の神の心を教令院上層部が保有しており、それを機動力とする『アーカーシャ端末』なるものが国中で運用されている。
逆に当代の草神は色んな意味で国に根付けておらず、神の心も引き継いでいない。しかし立ち絵では神の心と表記される(ただし人形の雷電将軍もそう表記される)
これ以外の情報は各国が実装されない限りは現状詳細不明(詳細が分かり次第追記)。
余談
- 神の心を失っても権能や強大な元素力は扱えるらしく、世界を左右する程の出力は出せなくなると言った方が正しい模様。
- プレイアブル化した七神は正体を隠していない雷神以外神の目を付けているが、これは人前で元素力を扱っても不審に思われない為の偽物で、明言されていないが本人たちが用意したものと見られる。
- この偽物は他のキャラが付けている本物の神の目と同じく、元素爆発できる状態になると光り輝き元素の模様が浮かび上がる。一方、本物が有する「特定の鉱石に反応して光る」性質は持たない。
- 現状では七神限定だが、髪がグラデーションになっていて、このグラデーションの髪は元素スキルや元素爆発を使用すると発光し、使用後発光した部分は塵となり消える(七神についてではあるが、神の目を持つものでは同じ現象は起きないため神の心の項目へ記)。
- 今まで登場した神の心全てが本来の持ち主から離れる結果となっているが、現存する限りはどこにあっても神の心自体の機能は無くならない事が窺える。無論、他人が再利用するには、何らかのアプローチが必要であろうが。
- 風神の神の心はポーン、岩神はルークの位置でチェス盤の上に置かれていたが、果たしてこれに何か意味があるのだろうか……？
- 「博士」はこれに関する知見があるらしく、アーカーシャ端末を通じてその中のエネルギーを取り出す事に成功した模様。
- これはかつて雷神バアルゼブルが失敗した研究であるが、なぜ「博士」が神以上にそれについての知恵を持つのかは不明である。
- 雷神が作った人形の「散兵」は二度神の心を取り込むが、1度目は涙を流すこととなった。数百年後に2度目のその機会が訪れるも、「自分勝手で、偽善的で、狡猾で、呪いに満ちた供物」と言っている。それが天理がかけた制約による物なのか、あるいは別の意味があるのかは現時点では不明。
