予言のイザナイコットン
みらいふれーむのこっとん
効果
概要
「もしも」の世界のクリーチャー達が収録された『20周年超感謝メモリアルパック 裏の章 パラレル・マスターズ』にて登場したコットン。
エスケープによりシールドを犠牲にして場に残る為場持ちが良く、『デッキの上から二枚目のカードのコストを踏み倒す』というかなり変わった効果を有する。
運用するにはデッキ操作系のカードは必須だが、水文明を採用していれば幾分かは達成しやすく、ドロー後に手札をデッキに戻すブレイン・ストームや電脳決壊の魔女アリスなら高コストカードを踏み倒せる。他にも火文明のタマシード、キリコ皇鬼の封はドロー後にデッキトップを確認でき、これらのカード無しでも二枚目のコットンがいれば確実に成功させられる。構築の段階で好みに合わせて採用すれば良いだろう。
ツインパクトの場合、どちらか一方のカード名のみ宣言でき、当たった場合宣言した方のみ使用できる。
いずれにしても早期に盤面に出す必要があり、「使う」表記なのでクリーチャーの召喚時効果も問題なく使える為、上手くいけば早い段階で切り札や強力な効果を相手に浴びせられる。
余談
名前の「イザナイ」は、信仰心に応じたオラクルの階級において第三位に位置する。
元は階級無しだった事を考えると、その信仰心が認められた証と言える。因みにイザナイは神の模造たるオラクリオンを呼び出せる階級。
未来フレームと呼ばれるまったく新しいフレーム仕様の一枚で、このフレームが使われているカードのフレーバーテキストは未知のパラレルワールドを舞台にした物語が展開しているのが特徴。
椅子に座りながらライトブリンガーの予言者クルトと戯れるこのコットンの場合、アウトレイジとオラクルの連合軍が活性化したサバイバー相手に繰り広げた数百万年にわたる戦争の顛末が書かれており、戦争終結の裏には世界の観測を行う上位存在達の間で熾烈な攻防があった模様。
因みにこのコットンとクルト、実は戯れているのではなく、クルトを予言に使う水晶玉として使っている光景なんだとか。