マリオが武器を手に戦略バトル!相棒は・・・
概要
任天堂のマリオシリーズとUbisoftのラビッツがクロスオーバーした戦略シミュレーションRPG。本作は3人のパーティーが複数の敵と戦うバトルと、各ワールドで謎解きをする探索に分かれている。
次回作の「マリオ+ラビッツ ギャラクシーバトル」が2022年に発売される予定。
略称は「マリラビ」
ストーリー
本編
天才発明家でマリオシリーズのファンの女性が開発した物質融合装置「スーパーマージ」。タイムセンタクキに乗って現れたラビッツ達がイタズラをしたせいで、彼らはマリオの世界に飛ばされてしまう。
一方そのころ、「キノコ王国」では「ピーチ姫」の石像のお披露目会が開かれていた。そんな式典中に謎の渦が出現、参加していた「マリオ」たちは渦に吸い込まれてしまう。
飛ばされた先の世界で出会ったスーパーマージのAI「ビーポ」と、スーパーマージでピーチやルイージの恰好になった「ラビッツ」達と共に、マリオは冒険に出る。
ドンキーコング アドベンチャー
「エイジドガーデン」をクリアすると遊べる追加ストーリー。
「ラビッツコング」がタイムセンタクキに入るのを嫌がって叩いたところ、彼と他のラビッツを巻き込んで吸い込みをはじめ、さらに「クッパJr.」といた「スポーニー」のビームが投射されてしまう。
「ピーチ城」に戻ったマリオたちは、様子のおかしいタイムセンタクキを目撃。スマホの充電がしたい「ラビッツピーチ」が不用意に充電しようとしたところ、止めようとしたビーポともどもタイムセンタクキと共に消えてしまう。
ラビッツピーチとビーポは「バナナラグーン」に飛ばされた上に、タイムセンタクキが壊れてしまう。敵ラビッツに囲まれ、さらにウェポンも置き忘れて絶体絶命の所を「ドンキーコング」と「ラビッツクランキー」が助太刀に入る。
キャラクター紹介
マリオと仲間たち、そしてジャングルの仲間たち
操作するキャラはマリオキャラ4人と、4人をモチーフにしたラビッツの計8体。主人公であるマリオはチームから外せず、ラビッツは必ず1体入れなければならない仕様となっている。DLC「ドンキーコング アドベンチャー」ではメンバーは固定されている。
ご存じ我らがミスター・ビデオゲーム。ラビッツとスーパーマージのせいでメチャクチャになったキノコ王国を救うため、西へ東と駆け抜ける。
ピーチがモチーフのラビッツ。ラビッツ側の主人公とも言うべき、スマホでの自撮り好きのナルシスト。マリオに協力する最初の仲間で、モチーフ元のピーチに対抗意識をもつ。DLCではタイムセンタクキを修理するために冒険することに。
ルイージがモチーフのラビッツ。だぼだぼの緑の服を着たのんびり屋さん。ラビッツピーチと共にマリオと同行する。
おなじみ緑の人気者。ちょっぴり怖がりなマリオの弟。「エイジドガーデン」で兄と再会し、ラビッツルイージたちとも仲良くなる。
マリオがモチーフのラビッツ。「シャーベットさばく」で氷漬けになってたが、マリオたちに助けられた。すぐにマリオと打ち解けるほど陽気で、力自慢とウクレレが趣味の伊達男。好きな食べ物はピザ。
キノコ王国のお姫様。今回はクッパにさらわれない上に、ラビッツの騒動にも冷静に対応している。「シャーベットさばく」でのアイシクルゴーレムとの戦闘で、マリオたちのピンチに駆けつける。
ヨッシーがモチーフのラビッツ。「スプーキートレイル」でカラベラに捕まっており、マリオたちに助けられた。顔つきから性格までラビッツ以上のおバカになっており、モチーフ元のヨッシーの芸当もこなせる。
心優しき緑の恐竜。オープニングでは最初からいるものの、仲間になるのは終盤の「ヴォルケーノ」から。
DLC「ドンキーコング アドベンチャー」の主人公であるジャングルの王様。ジャングルに飛ばされたラビッツピーチとビーポのピンチに爽快と現れ、タイムセンタクキのパーツ集めを手伝う。
DLC「ドンキーコング アドベンチャー」限定の仲間で、クランキーコングがモチーフのラビッツ。若干ボケが掛かっており、図々しい。
マリオたちの協力者
スーパーマージに搭載されていたAIプログラムで、本作の探索パートの操作キャラ。ラビッツの起こした騒動を鎮めるためにマリオたちに協力を仰ぐ。自らの使命に真面目で、各ワールドやラビッツの行動をユニークに解説をする。
F.B.
ビーポに対して「あなたの大ファン」と名乗る正体不明のメール送信者。マリオたちにウェポンを添付したり、ビーポに新しい機能を追加したりと協力的。
キノコ王国の住民。ラビッツほどではないが彼らもまた自由奔放。一部のステージでは護衛するミッションも。
たちはだかる悪いヤツら
本作の悪役。ラビッツたちの起こした騒動に乗じてスポーニーを連れ去り、パパであるクッパに代わってマリオたちを倒さんと、ワールド各地で更なる騒動を起こす。
敵ラビッツ
バグが起きたスーパーマージによっていろんな物質と合体し、悪い心が芽生えたラビッツ達。各ワールドに応じた様々な姿で登場する。彼らを倒すことでバグが破壊され、元のラビッツに戻る。
ドンキーコングがモチーフのラビッツで「エイジドガーデン」のボスキャラ。ドンキーコング以上に大きく、モチーフ元と同じくバナナ好き。DLC「ドンキーコング アドベンチャー」でもボスキャラとして登場する。
スポーニーによって生み出された「スプーキートレイル」のボスキャラ。マリオやその仲間への敵意を歌うオペラは一聴の価値あり。
その他のキャラ達
スポーニー
今回の騒動の元凶であるラビッツの1体。スーパーマージとバグの影響で変身した。普通のラビッツに比べて青くて小さく臆病であり、ビームを浴びた物質を融合させる能力を持つが、スポーニーはこの能力を制御できていない。
ラビッツ
バグに侵されていない、いつもどおりのおバカなラビッツ達。各ワールドでは彼らがいたるところにおり、それぞれ気ままに遊んでいる。