プロフィール
真名 | 四奸六賊 |
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クラス | バーサーカー |
属性 | ?・?・地 |
概要
『Fate/GrandOrder』のハロウィンイベント『ハロウィン・リベリオン!』に登場する存在であり、今回の黒幕。
四奸六賊・計十人の怨霊による集合体のような存在で、人の姿を取っておらず、黒い靄から多数の顔や腕が生えたおぞましい見た目をしている。
一応人としての理性は維持されており、揃って傲慢な選民思想発言が目立つ貴族のような性格。
今回偶然サーヴァントもどきとして召喚された彼らは、本来自分達は集まっても英霊には程遠い存在である事を自覚。
その為、特異点内だけでも「梁山泊を倒し調伏した」という事実を得る事で、本来敗者である自分達の霊基数値を底上げし、正規の反英霊へと躍進しようとしていた。
イベント内では九紋竜エリザ率いるチェイテ梁山泊と呼延灼率いる官軍の争いを高みの見物しており、無限酒滝に仕掛けた聖杯の毒で一行を苦しめる。
真名
水滸伝に登場する悪党、四奸六賊。
高俅、蔡京、童貫、楊戩の四奸と、蔡京、童貫、王黼、梁師成、朱勔、李彦の六賊の総称。
民から税金を根こそぎ払わせ、得た金を私利私欲のために使い、軍を自分達の好きなように操作する外道としてその名を残した。
関連人物
物語内における宿敵である梁山泊の3人。
しかし、大して強敵と見做されておらず、エンプーサの影響で豆腐メンタルになった呼延灼にすら「自分より弱い奴らに罵られてもノーダメージ」と言われるほど。
関連タグ
Fate/GrandOrder 108人のハロウィン・リベリオン!
※これより先、イベントの結末について書かれています
さて、ここまで色々彼らのことについて書いてきたが、肝心の実力はというと、
ぶっちゃけめちゃくちゃ弱い。
一応フォローしておくと、確かに先程までは霊脈と繋がっており聖杯のリソースも貰っており、この頃ならエリザと史進を追い詰めるほどの力を持っていたのだが、太公望によって霊脈との繋がりを断たれ、聖杯も天草たちによって奪取されたので完全な無防備状態。
上記にもある通り、元々は碌に戦った事すらない腐敗政治家達にすぎず、本来の戦闘力は十人集まっても貧弱そのもの。
そして勿論メンタル面もヘタレという他なく、上記の傲慢に徹する言動も臆病さを隠すための虚栄という意味もあった。
そして無限酒滝に仕掛けた聖杯の毒。これも余り効いておらず、たらふく飲んだにもかかわらず普通に動けることに疑問を隠せなかった。
しかし、この「たらふく飲んだ」点こそ最大の誤算だった。
梁山泊のメンバーは日夜宴会で酒を飲んでおり、その飲む量はとんでもない量である(ゴッフ曰く「100人が一日に500ml缶を100杯くらい飲んだ感じ」とのこと。どう考えても飲み過ぎである)。
しかし、これは日夜毒を飲んでいることに変わらず、これにより毒に対する耐性がついてしまっていたのだ。
全ての策が失敗に終わり、完全に詰んだ四奸六賊は見苦しく言い訳するも、史進の恫喝により降参。
そのまま倒して消してしまう事も出来たが、エリザは再犯を防ぐため、真っ当な反英霊(矛盾)に更生させようと判断し情けをかけた。
かくして何とカルデアに雑用として引き取られ、働く事の大切さをその身をもって教えられるのだった。
もっとも反省には程遠いようで「更生したらサーヴァントになれるかも」と言う励ましに対し「ルーラー(主に聖人や治世者等がなれるクラス)になりたい」と言い出した厚顔さには、根っからの悪党であるアラフィフもツッコんだ。
彼らがお勤めから解放されるのは、当分先になりそうである…。