概要
シンジュ団のキャプテンである水色の髪の男性。筋肉質な体格で雪国にもかかわらず上半身裸であり、カイからはハマ先生と慕われている。純白の凍土の雪原キング・ヒスイクレベースのお世話をしている。相棒はオニゴーリ。
シンジュ団のマークは胸のど真ん中に描かれているが、おそらく胸毛ではないかと思われる。
普段は丁寧な口調で話すが、時折、砕けた豪快な口調になる。
本作屈指の超人であり、雪原キングを鎮めるために必要な”えいえんのこおり”がある巨大な氷塊を己の筋力のみで登りきっている。
断崖絶壁をも身軽に上り下りできるオオニューラライドをもってしてもこの氷塊は登攀不可能であり、主人公は上空を飛んで渡れるウォーグルの力を借りるためそのキャプテンであるワサビからの試練を受けることになるのだが・・・もう全部あいつ一人でいいんじゃないかな
しかも帰りは生身で飛び降りている。
当然主人公が同じことをすれば落下ダメージで一発ダウンであり、彼自身も「決してまねをするな」と忠告してくる。
上記の超人具合に加え、彼の登場の少し前にカイの薄着にセキがツッコミを入れる会話があるせいで「プレイヤーがカイの薄着の異常さを再認識した矢先に薄着どころか上半身裸で現れる」という流れが成立してしまうことからギャグキャラと思われそうな彼だが年長者らしい役回りを担っているキャラでもある。
というのも彼が登場する純白の凍土のシナリオは『被害が出る規模の暴走をまだしていないクレベースを、巨体故に万が一暴走すると危険というあくまで人間側の推測で、実害が無いうちから鎮めに出向く』という構図になっており、そのため主人公達(というよりシナリオの都合または惰性で何の疑問も抱かずに進めたであろうプレイヤー)に鋭い指摘を飛ばしてくるのである。
所持ポケモン
余談
名前の由来はウルップソウ(ハマレンゲともいう)。
この他にもクレベースに縁があったり、口癖が『あれだよ、あれ』だったり、腕組みポーズをしていたりと『XY』に登場したウルップの祖先と考えられる人物。『能書きは どうでも いいか ほら ポケモン だそうや!』という台詞に至ってはまんまウルップの台詞である。
そもそもウルップという単語自体が、アイヌ語に由来しており、千島列島の一つであるウルップ島の語源にもなった。この他、ウルップの切り札であるユキノオーも純白の凍土で出現する。