概要
「セクシーパロディウス」はパロディウスシリーズのひとつ。
その名の通り、お色気要素…と言うか男性的な欲望を前面に押し出した作風が特徴となっている。
そもそもの発端がタコ助が「キレイなおねーちゃんと○×♯したいよー」と言う欲望の為に始めた何でも屋稼業という・・・。
(その経緯も『噂ではどっかの王国でひと暴れして稼ぎまくったツインビーが別荘建てておねーちゃんに囲まれて暮らしている』のにえらく嫉妬したことだったりする。ツインビーが今作で不参加なのもその影響。)
非常に難易度が高く、コナミのSTG作品の中でもトップクラスと言われている。
生きているだけでランクが上がり、パワーアップすれば尚更上がりやすくなる恐ろしいランクゲー(※)である。しかも、プレイヤーミスではランクがほとんど下がらない。
(唯一、ランクを下げる方法で判明しているのは「パワーアップゲージの『Oh!』(パワーアップ強制初期化)でパワーアップ装備を故意にリセットする」のみ。)
(※)「『だ!』はタイマーランクが影響し、『極パロ』は装備ランクが影響する」と、それぞれ片方だけの要素のみだった。だが、セクパロは両方がランク上昇に関わってくる。
また、セクシーのタイトルに違わず半裸の女性が出てくるなどよそ見要素が多いため、さらに難易度が高くなっている。
ラスボスが素晴らしいことになってるため、一目見るためにプレイする男性多数。
前作の「極上パロディウス」同様、ノルマを全てクリアすると行けるスペシャルステージは殺意に溢れた構成となっている。
もっともこの作品の場合、通常ステージの時点で既に殺意に溢れている上、ノルマ達成が条件なのでスペシャルステージに行けるプレイヤーなら手も足も出ないということはないだろう。
なおパワーアップタイプで「オート」を選んだ場合はランク上昇が緩やかになるのでマニュアルでプレイするよりかは幾分マシ。
登場キャラクター
操作キャラ
マンボ&サンバ
ミカエル&ガブリエル
イワン&トビー
オプション&マルチプル
シューティングスター&ブラックバイパー
『パロディウスだ!』から続投しているのはビックバイパーのみとなった。
ボス
※ボスラッシュ
ホットリップス8人衆
評価
グラフィック・音楽・演出の評価は高いのだが、
難易度が非常に高いため猛烈にプレイヤーを選ぶ作品になってしまい、
(オムニバスソフトの「パロディウス ポータブル」を除くと)結果的にSTGとしてはこれがシリーズ最後の作品となってしまった。
(SLGの「パロウォーズ」が出ているほか、パチスロ作品が何作が作られている)
本作の翌年にアーケードで展開されたビートマニアのヒットによりコナミは音楽ゲームに重点を置くようになり、現在に至る。
関連タグ
マイムマイム:本作のBGMの1曲「ラブリー乙姫」の原曲。ニコニコ動画のマイムマイムもの作品で多く使われているBGMは、「ラブリー乙姫」が中心になっている。