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ガチャ子の編集履歴

2022-10-30 11:55:22 バージョン

ガチャ子

がちゃこ

ドラえもんの初期、及び日本テレビ版アニメのレギュラーキャラクターとして描かれたアヒル型ロボット。

概要

アヒル型のロボットで、性別は女性。白い体に大きな黄色いくちばしを持ち、ワンピースを着て後頭部にリボンを結んでいる。

くちばしの先端には、上下とも四角い歯が一つずつ生えている。人間の言葉を話せるが、鳴き声も上げたりするなど半動物的な習性も持つ。

ドラえもんと同じくひみつ道具を所持しているが、ポケットではなく口から吐き出して使う。鳴き声は「ガース」。

ドラえもんのび太の元に送られたのはドジばかりの彼のサポートのためであったが、ドラえもんが大した成果をあげられないためセワシにより第二のお助けロボットとして送られたものである。しかし、ドラえもんと手助けで競合するわ余計に騒ぎを大きくするわで、結局大した助けにはならなかったようだ。

アヒル型ロボットだが、ドラえもんの妹として設定付けられている。(小学館の学年誌より)


原作にて

ドラミよりも早く登場したかなりの古参キャラである(初登場は1970年)。ただし原作では僅か5回しか登場していない。退場もかなり唐突で、お別れのエピソードはおろかガチャ子が消えた(帰った?)ことすら触れられていない。

当時のドラえもんは初期のドタバタ路線であり、ガチャ子登場直前のドラえもんものび太と大して変わらない頭の悪さを見せるなどしていた。後年の姿からは考えられないものである。そうした路線の中ではガチャ子はドタバタ劇に一役買ったが、後々の路線とは大きく外れたキャラクターだったといえよう。

また、藤子先生は彼女の存在について「焦点が分裂して全く違った性格の漫画になってしまう」との理由で公式に完全に抹殺してしまったことを公言している。そのため、ガチャ子の登場したエピソードはてんとう虫版コミックスには全て収録されていない

後に発売された藤子・F・不二雄大全集では、あらゆる藤子F作品の収録を行う方針であったため、ガチャ子収録エピソードも収録されることとなり、ようやく陽の目を見た。


ここは再び抹殺されたが、養子として再登場したスネ夫の弟(骨川スネツグ)とは立場が異なっている。またジャイアンの妹、ジャイ子もしばらく登場していなかった、作者による整理対象キャラだったが、劇中後半では漫画家志望の少女として再登場し、存在感を呈するようになった。


日テレ版アニメにて

CV:堀絢子

原作より多少可愛らしくデザインがアレンジされ、体色は黄色になっている。

また、登場エピソードも大幅に増え、日テレ版ドラえもんのレギュラーキャラの一人としても定着していた。しかし、日テレ版自体が様々な理由で僅か半年で放送終了、その後テレビ朝日版の放映が開始されたこともあり、完全に黒歴史と化してしまった。

原作から追放されたような形となっていたガチャ子も、この作品の封印と共に今度こそ完全に封印されてしまったようなものである。

なお、日テレ版最終回でドラえもんは未来に帰ってしまうのだが、ガチャ子はまだ暫くこちらにいると発言している。


テレビ朝日版アニメにて

テレビ朝日版では基本的に一切登場していなかったが、2006年6月2日放送の回では作中で視聴されているテレビアニメ内のキャラクターとしてガチャ子が描かれた。実に33年ぶりの封印解除である(当時、前述の大全集はまだ刊行前であった)。

ただし、このガチャ子に声はついていないし、ガチャ子であるとも言われていない。また体色はピンク色である。スタッフのお遊びで封入されてようなものであろう。


関連タグ

ドラミ - テレビ朝日版に流用されたエピソードのいくつかはガチャ子の出番が彼女に差し替えられている。

ドラえもん セワシ 藤子・F・不二雄

日テレ版ドラえもん

穴久保ピッピ - ギエピーとも。そのキャラであると明言されないままそれらしきキャラが登場している繋がり。

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