ダグ・チャン

だぐちゃん

ダグ・チャンはアメリカの映画デザイナー、アーティスト。スターウォーズシリーズへの参加などで知られている

概要

ダグ・チャン(江道格)はアメリカの映画デザイナーにしてアーティスト。

1962年2月16日台北生まれ。

STARWARSシリーズ作品の多くに関わっている常連クリエーターの一人であり、多くの名メカニック・デザインを手がけている。B1バトルドロイドやナブー王室のN-1スターファイターが代表作。それ以外にもクリーチャーなどのデザインも手がけている。

1995年からルーカスフィルムに在籍し、2022年現在は同社の副社長兼エグゼクティブ・デザイナーに就任している。

他

※実はデイブ・フィローニ監督らと並ぶ原案作成者の一人。「マンダロリアン」の最初の原型はフィローニ監督と彼のラフスケッチである。つまり、フィローニ監督と彼は「マンダロリアン」がプロジェクトとして始動する前から「こんな作品はどうだろう？」と思案していた同志なのである。

悲しいことに彼のことを検索すると「"不評"アーティスト」という有り難くない二つ名がついている記事や、彼が参加した作品を悲観視する投稿が目立つ。これは、「彼が手がけたデザインがダサい」というファンが一定数いることに加え、ディズニー売却後の作品の「迷走」に対する当てつけというのも大きいと思われる(同様のことがルーカス・フィルム現社長のキャスリーン・ケネディにも言える)。
- しかし、長年スターウォーズを愛好するファンたちの間では彼のデザインは広く受け入れられており、特にN-1スターファイターやB1バトルドロイドはもはや作品を語る上では欠かせない存在となっている。
- 加えて、彼の参加した作品には「ローグ・ワン」や「マンダロリアン」などの大ヒット作品も複数含まれている。上記の否定的な投稿は、ある意味黒星ばかりを取り上げているともいえ、彼のデザイナーとしての功績を正しく評価しているとは到底言い難い。