ノディ
のでぃ
曖昧さ回避
もしかして⇒Noddy
概要
ナイトキャップのようなものを被っている敵キャラクター。
ただ歩いているだけで攻撃はしない。時々眠ったり、元から寝ているものもいる。『星のカービィWii』以降のゲームでは基本的にずっと寝ている状態のものしか登場しない。
吸い込むと「スリープ」をコピーしてしまう。
このコピー技はコピーした瞬間に眠ってしまうマイナス能力だが、カービィのかわいらしい寝顔が見られる。
敵に当たるか、一定時間経つと解除されて目を覚ます。
また、アニメ版にも登場するが、こちらは吸い込むと「眠り病」を発症させる魔獣として登場している。(後述)
漫画版
『デデデでプププなものがたり』ではサブキャラクターとして登場。カービィを寝かせるために吸い込まれるのがお約束であり「こんな役ばっかり~」と愚痴っている。
4巻では赤ちゃん口調の個体が登場しており、カービィが遊びで使ってほったらかしにしていたスターロッドを拾い、その力で巨大をロボを作ったり、住民たちを動物に変えたり、プププランドを好き勝手に作り変えてしまった。デデデには優しく諭すように説得の言葉を賭けられたが「ぼくがみちゅけたんだからぼくのだよー」と聞く耳持たず、巨大ロボをけしかけた。
カービィとデデデの合体攻撃(デデデをぶつけられただけ)でロボを破壊されると怒り出し、スターロッドの力でカービィたちをドット絵やポリゴンに変えてオモチャにする。しかし笑い転げている最中にスターロッドを放り出してしまいカービィに取り戻される。そのカービィもスターロッドでデデデにモザイクをかけたりして遊び始めたので意気投合する。
カービィによって元の世界に戻されたかに思われたが、実は食べ物の国に変えられただけであり、ノディも「あちゃー」って言いたげな顔をしていた。
なお「カービィのおかげで願いを叶える道具を手に入れ巨大ロボまで使役する」「その巨大ロボを止めたのはケンカばかりしている二人」などこのキャラとよく似ている。
18巻ではデデデにカービィの新たなライバル候補として見込まれ、高級睡眠グッズと引き換えに修行に励むことに。お互いに熱心に取り組んだためか、熟睡すればするほど強くなる「睡拳」でカービィを圧倒。吸い込まれても眠らせるだけなので勝負がつかず、切り札のマイク(歌)も熟睡中のノディには通用しなかった(しかもいびきがうるさく郊外レベルの騒音だった)。カービィを手詰まりにさせたがマイクといびきの不協和音を奏でたことで意気投合してしまい仲良くなってしまった。
14話「夢枕魔獣顔見勢(ゆめまくら まじゅうのかおみせ)」にて初登場。夢魔獣の名を冠している通り相手に悪夢を見せることができるほか、カービィが吸い込むと「スリープ」のコピーではなく「眠り病」という特定の花の匂いを嗅がせない限り起きない病にかけることができる。
14話ではホーリーナイトメア社から送られてきた枕の中におり、ププビレッジの皆に悪夢を見せカービィを倒させようとした。しかし、メタナイト卿やフームらの手によって正体が暴かれた後、散り散りになりププビレッジ各地に逃げ出していった。
ちなみに、この時カービィはこのノディの入った枕ではなく普段使用している枕を使用していたため悪夢は見ていなかった(しかし、話の終盤でデデデによって枕を替えられた際は悪夢を見ていた)。
18話「眠れる森のピンクボール」では先述の通りカービィを眠り病にしてしまう恐ろしい魔獣として登場。「ピューキーの花」の匂いを嗅がせないと起こすことができなくなってしまったため、ブンとロロロとラララが花の生えているバババヶ原に向かうことになった。
実はその「ピューキーの花」の正体は肉食植物「ピューキー」という恐ろしい植物であり、ノディはその実であることが後に判明した。ピューキーはサボテンからハエトリグサが生えたような見た目をしており、ノディが眠り病にしたものを花の匂いでおびき寄せ捕食する。
このピューキーはバババヶ原の奥地に生えていたが、デデデが改めてピューキーをホーリーナイトメア社から買い取ったのか、それとも14話で逃げ出したうちの一体がこれに成長しており、デデデはその説明を受けていただけのかは謎。
ピューキーの攻撃力は元が最弱魔獣のノディとは思えない程高い物でありメタナイト卿を苦戦させていた。
しかし、ピューキーの花の匂いを嗅ぎ目覚めたカービィが、サボテン部分のトゲを吸い込みニードルカービィとなったことで反撃を受け敗北し、最後はメタナイト卿に焼き尽くされてしまった。
14話が「魔獣の顔見せ」と読むタイトルになっており、本格的に活動したのは18話であるため、経緯は異なれど2回登場した珍しい魔獣である。