概要
ナノシンドイーネとは、浄化され、ナノビョーゲンになったシンドイーネである。
『ヒーリングっど♥プリキュア』第43話にて、アスミはネオキングビョーゲンのバリアを突破するため、ビョーゲンズはビョーゲンズの力を吸収する性質がある事から、ビョーゲンズの力と一緒に技を放てばバリアを突破することができるのではないかと、シンドイーネが持つメガパーツを自分の中に取り込む事を提案する。
しかしシンドイーネは最後のメガパーツを自身に埋め込み更に進化。戦いの末、キュアアースは浄化されたシンドイーネの一部を掬い取り、自分の中に取り込んだ。それがナノシンドイーネである。
キュアアースは幸い多少の違和感があるくらいで問題なく動け、ネオキングビョーゲンのバリアを突破することに成功した。
最終回後もナノシンドイーネがキュアアースの体内に残留しているのかは不明。
浄化しきれず気を失ったシンドイーネに確実なトドメを指すため羽交い締めして再浄化したあげく、滅んだシンドイーネの肉体の一部であるナノシンドイーネを彼女の愛したネオキングビョーゲンを攻撃することに利用したキュアアースの一連の行為は、見方によっては「わたくしの心も体もわたくしのものですから」と言いながらダブルスタンダードでシンドイーネの心と体を踏みにじったと否定的に捉える視聴者もいる。
メインスタッフより
シリーズ構成の香村純子は、43話でキュアアースに取り込まれたナノシンドイーネにはシンドイーネとしての自我はないと明かしている。
浄化されるとテラビョーゲンであった頃の自我は無くなるようだ。
シリーズディレクターの池田洋子氏は『ヒーリングっど♥プリキュア オフィシャルコンプリートブック』のインタビューにて「最終的にビョーゲンズたちは、最終話のエンドカードのようなスタイルで、ヒーリングッバイ……されたあと、空気中をふわふわ漂っているんじゃないでしょうか」と語っている。
最終回エンドカードにて
キャラクターデザインの山岡直子が描いた『ヒーリングっど♥プリキュア』最終回のエンドカードでは、すこやかな笑顔のネオキングビョーゲンとシンドイーネを含む歴代のテラビョーゲンたちのナノビョーゲンになった姿が描かれている。
このイラストではナノシンドイーネはアスミの体外にいる。
関連イラスト
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ダークアース…あのシンドイーネの一部を取り込んで、本当に大丈夫だとは思えなかった視聴者によってダークグレースのように闇堕ちキュアアースのイラストが描かれている。