経緯
悟空が農作業して、野菜を市場に届けて帰ってくると、車が道にハマってしまって助けを求めた男がいた。
その男の車を戻すと、他の男達もやってきて自分達が強盗であることを明かす。
男達はマシンガンや拳銃を撃って悟空をやっつけようとするが失敗に終わってしまう。
そしてその後、悟空が言ったセリフが
「バカなことやってねぇで働け!」
である。
解説
発言者の悟空は連載当時から長きにわたり、妻子持ちにあるまじきニートとして知られてきた人物である。
『超』の時代では連載当時とうってかわって農作業をするようになったのだが、働き出すなり上記のセリフを発した事で、視聴者が思わず「お前が言うな!」とツッコミたくなるギャグシーンとなっている。
しかし、近年の悟空には妻であるチチの農作業を手伝う＝働いている描写があり、前述の通り強盗犯に襲われたのは商売で収入を得た（胸ポケットの茶封筒に野菜の代金が収められている）直後なので「働け!」という悟空の説教は決して的外れなものではない。そもそも、働いていなかった頃も「バカなこと（犯罪）」は一切行っていないので、強盗犯を非難する資格は十分にある。
ただ、このセリフを言った直後に「オラも偉そうな事言えねえか」と発言しているので、悟空自身も長年働いていなかった事や農作業中にサボっていたことを省みて、ブーメラン発言だと自覚してはいたようだ。
なお一連の騒動の中で、かすり傷とはいえ怪我をしていたことに後で気づき、悟空の修行欲を掻き立てることになってしまう。
漫画版でもやはり悟空がこの発言をしているが、「!」のない「バカなことやってねぇで働け」である。
pixivでは『BLEACH』の銀城空吾のイラストにタグをつけられている…というかほぼ実質彼専用タグと化してしまっている（むしろ悟空の該当シーンと言ったイラストに対する用例がない。メイン画像のパロ絵がやっと）。
関連タグ
ドラゴンボール 孫悟空(ドラゴンボール) ドラゴンボール超 迷言
平成ライダー：こちらはマイナビニュースにネタにされてしまった。
中村千鶴：アニメヒロインたるもの!の登場人物。自身が推しているアイドルへの愛と主人公への憎しみから、強盗犯以上に質の悪い犯罪を犯してしまった人物。その動機から悟空のこの発言を思い出した人も(ちなみに千鶴はメイドとしてバイトをしているため、一応働いていたりする)。
「そうだよ、ニートってのは怖いんだよ」：同様のブーメラン発言である坂田銀時の迷言。一応少しは働いているが、同時に従業員の給料・家賃等の未払い常習犯で、怠けることも多い。
