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チュウ兵衛の編集履歴

2022-11-21 17:20:22 バージョン

チュウ兵衛

ちゅうべえ

チュウ兵衛とは、漫画・アニメ『みどりのマキバオー』のキャラクター。

概要

CV:千葉繁



ミドリマキバオーをサポートしていくうえで欠かせないネズミ。通称「親分」。

マキバオーに最初の名前「うんこたれ蔵」と命名した名付け親。


性格

大胆不敵で自信家。物語登場時は遊び半分な感じでマキバオーに付き合っていたが、時が経つにつれレースに勝つ喜びを見出していく。

レース中はマキバオーの頭の上が指定席。時に活を入れるべく、マキバオーの頭に前歯を突き立てることもある。


来歴

パートナーとなるまで

たれ蔵との出会い・命名

母を捜すためにみどり牧場を抜け出し未だ名前のなかったマキバオーと森の中で出会う。

当初は自らの利益と獰猛な存在と勘違いし怯える面白おかしさから身分を偽り、遊び半分で服従させるものの野犬からの命がけの逃走劇を共にし、マキバオーをうんこたれ蔵と命名。以降親分として生涯のパートナーとなる。

後にみどり牧場と調教師の飯富昌寅、正規騎手の山本菅助を鍛え上げる。


第二の騎手としての決意

「マキバオーは普通の馬じゃ無いから普通の乗り方をしても勝てない」と意気込むものの、黒い殺し屋カスケードとの並走による心臓に過度な負荷をかけた事の罪悪感、さらに正規訓練と自らの独自の騎乗法指南を受けた菅介の登場で一度は身を引こうとする。

「船頭多くして船山に上る」、「車に運転手が二人も居るか?」と露悪的な態度で身を退こうとするが、マキバオーの牧場主の飯富源次郎(アニメ版では息子の勝)から「車にも助手席っていうのもあるんだぞ」と諭され、以後は菅介と二人三脚でマキバオーを支えていく事を決意する。



騎手として

皐月賞

カスケードとの一騎打ちに際し、必殺走法「マスタングスペシャル」の不発を打開すべく、落馬仕掛けた状態から自らマキバオーの前髪にしがみついて頭を深く姿勢になるよう無茶な乗り方をする。

これでどうにか活が入ったマキバオーだったが、ゴールを目前にチュウ兵衛が遂に落馬するトラブルが発生。チュウ兵衛を踏み潰しそうになったマキバオーがとっさに避けたため、カスケードに差を詰めらてビデオ判定に持ち込まれて敗北。脊椎を損傷する重体となってしまう。


日本ダービー

いつ死んでもおかしくないとドクターストップがかかっていたが、もう自身でさえ止められなくなっていた燃えるように脈打つジョッキーとしての闘志をみた昌虎に警告と励ましを受けて奮起、最終的に医師からは「菅介のポケットから出ない」ことを条件に出場を許可。何とか復活を遂げ、無茶を押して騎手に復帰する。

しかしあとひと踏ん張りが出せないマキバオーと菅介を見かねて最後の直線でいつもの指定席に座ってマキバオーと菅介に活を入れる。

その甲斐あってマキバオーはついにカスケードに迫り飛翔日のように跳躍。

同着ゴールに持ち込み、カスケードに一矢報いて見せた。しかし……











マキバオー達を優勝へと導いた代償はあまりにも大きく、その栄冠を見届けると帰らぬものとなり、マキバオーと菅介、さらにその魂に感服したカスケードにも悼まれ見送られた。鉄面皮と思われていたカスケードすら想像以上に堪えたらしく、後に度々思い出しては自らが走る存在意義まで示唆するほど、その生き様は周囲の競走馬と人々を巻き込んでいった。



続編たいようのマキバオーでは、たれ蔵自身が競走馬と共に走りながら指導するトレーナーになったことについて(本田リッチファームのトレーナーとなった)昌虎が「あいつにとっちゃそんな存在は当たり前だったのかもしれん」という彼なりのコメントがそっと挟まれている。


余談

アニメ版では生存しているが、やはり死んでもおかしくない怪我だったことから途中で引退を決意し、後方でサポートに回るようになった。より低年齢層に親しめるようにギャグ色を強めて児童キャラクターを追加したり、説明パートを挿入するなど様々なテコ入れを加えたアニメ版とっては仕方が無い配慮とも言える。

(なお、アニメ化に伴ってOP楽曲としてカバーされた走れコウタローにて「(終盤で最前手まで登り上がるも)ついでに騎手まで振り落とす」というフレーズがあるが、これはチュウ兵衛の生き様そのものを示しており、落馬による途中退場は最初から決まっていたのでは無いかという考察もされている)

マキバオー役の犬山犬子によれば、アニメ化の際、チュウ兵衛のカタストロフ・シーンはスタッフ、キャストの間で問題になったらしい。


チュウ兵衛が入院・治療で世話になったのは『国立ねずみ病院』。その名の通りねずみ専門の病院なのだが、外観や内装は人間用のそこそこ大きな病院と変わらない。しかも診察台やベッドは人間用と同じサイズである(一応ネズミサイズの点滴は存在する)。

馬やネズミが話せる世界観とはいえそのインパクトは今なお読者の心に残っている。


関連タグ

みどりのマキバオー マキバオー 涙腺崩壊

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