この記事にはペルソナ5ザ・ロイヤルの3学期シナリオの核心に迫るネタバレを含みます
>それでもいいですか?
- はい
- いいえ
…時は満ちた。
この声は…!な…!?
ようやくこの日が来たか…
我は人の心の世界に住まう、もうひとりの汝。
もう1人の…僕? 人の心の、世界…
まさか、この世界は…
お前は知らぬだろうが、我は以前からお前と共にあった…
しかし我の存在する心の海と、
お前の現実は、今まさに融合を迎えた。
さあ、理不尽に虐げられし汝の理想、
今こそ叶えよう。
…!
そう…いうこと…か…
こんなことが…っはは…
大丈夫、これでようやく…
概要
3学期の一連の騒動の元凶である丸喜拓人のペルソナである。
モデルはクトゥルフ神話の外なる神の王であるアザトース。
能力
能力の特徴はラヴェンツァ曰く、『曲解』。メメントスの集合的無意識に作用して現実や記憶を書き換える能力であり、この能力を使うことで、一色若葉や奥村邦和といった死んだはずの人間を、認知存在としてでなく現実に存在させて生き返らせる(生きていることにする)、ゲーム内で宝くじを毎回当てさせるといった些細なことまで操ることができる。
経緯
恋人である留美を失ったショックによって謎の声が聞こえるようになり、ペルソナ能力が覚醒。5の物語が始まる以前にも、芳澤すみれの記憶を操作し、自分は芳澤かすみだと思いこませている。
秀尽学園に赴任後、丸喜のカウンセリングを受けた人物は認知にある程度の影響を受けていった。心の怪盗団もほとんどのメンバーが秀尽の生徒であるため、カウンセリングを受けその影響を受けたのである(なお、学校に通っていない佐倉双葉については、主人公の修学旅行中に丸喜が偶然ルブランを訪れたことで出会い、秀尽の生徒ではない喜多川祐介は興味本位でわざわざカウンセリングを受けに行っている)。
そして12月24日に現実とメメントスが一体化した時にペルソナが実体化するようになった。そして、同日にメメントスのコアが討たれ、メメントスの現実への侵食が止まる僅かな間にアザトースがメメントスの制御を奪い、メメントスに力を作用することで彼の認知が現実へ影響するようになった。
心の怪盗団のペルソナとの大きな違いは、ペルソナ使いでありながらパレスを持っているという事とメメントスに力を作用させている事が挙げられる。また、自身の欲望のために他人がどうなろうと顧みない私利私欲の塊であった今までのパレスを持つ者たち(特に獅童正義はパレスなどの認知の異世界のシステムすら悪用する)と違い、丸喜拓人は現実を思いのままに支配する能力をあくまで他人のために使用し人を救いたいという欲望が根底にあるという点。彼の理想に対して心の怪盗団は…
関連タグ
黄錦龍 - 彼同様アザトースの力で人々を『救済』しようとした人物。ただ錦龍は彼と違い現実及び他人と向き合っていない。