概要
否定者の一人、チカラ。
普通の高校生に紛れて生活していたが、全世界言語統一で炙り出されたところをマフィアに捉えられて黒競売の商品にされていた。乱入した否定者狩りに生死を問わない選別にかけられていた際にアンディと風子によって救出された。
プロフィール
年齢 | 17 |
---|---|
身長 | 162か3です |
体重 | 体重計 電池切れてて |
趣味 | バラエティ お笑い番組鑑賞 お笑い芸人がやってるラジオを聴く |
特技 | 超高速貧乏揺すり |
好物 | おもち 力水(ソーダの奴) |
苦手なもの | ホラー・グロ |
能力 | 不■ -UN■■■■- |
容姿
茶色の前髪を伸ばして視界を覆った男子高校生。着用している制服はブレザータイプのもの。右手首には2つのサイコロが付いたヘアゴムを着けている。
人物
小心者でビビりがち。その性格が災いして後述の能力の発動にも影響が出る程身震いすることもしばしば。しかし他人の為ならば覚悟を決められる勇気と優しさの持ち主でもある。
好きなテレビ番組は「水ダウ(水面下のダウンタウン)」。スプラッタが苦手で、初対面時は風子によるアンディの介錯に慄いていた。
交友関係
涼ちゃんという特に親しい友人がいる。バスケ推薦で合格できるほどのスポーツマンらしく、性格も朗らかで友達思いの好青年である。
ちなみにタチアナに好意を寄せているらしい。
「動くな!!」
他対象 強制発動型(審査中)
視界にあるものの全ての動きを否定する能力。条件として、自身の四肢を固定する必要がある。人の動作はおろか、迫りくる弾丸や重力による落下などの運動も物理法則に逆らって停止させる強力な防御力を持つ。固定できる対象が視界内のものに限ること(遮蔽物の後ろの物は対象外となる。例えば敵の体内の心臓などは止められない)、条件の為に単体身一つで状況の打開が難しいこと、前述のビビり癖で発動にムラがあることなど弱点はそれなりに多く、仲間との連携でこそより真価を発揮する。チカラ自身はこの能力のポテンシャルの強さを自覚しているが、組織に貢献しようと思うものの中々上手くいかずに悩んでいる。
- 過去(ネタバレ注意)
「ボク…やらなきゃいけない事が…2つあるんです」
「生きることと 罪滅ぼし」
チカラが中学1年の頃、両親との買い物帰りで能力が発現。振り返って視界に入れた両親の動きを無意識に止めてしまい、不審に思って駆け寄ろうとした途端に視界の外から近づいていた居眠り運転のトラックが両親を轢く事態を招いた。父親は即死し、母親も重傷で、治療も虚しく1週間後に他界した。母親は遺言として以下の言葉をチカラに語り掛けた。
「これからちーくんは沢山の人と出会う もしその中に自分に優しくしてくれる人がいたら 大事にしなさい」
「その人が困っていたら 一旦立ち止まって その人達の為に もう一度動いてみて」
「そしたらきっとその人達は かけがえのない人になる」
所持品のサイコロのヘアゴムはその際に母親から譲り受けた形見の品である。
しばらくして能力を自覚したチカラは幾度も自殺を考えたものの、両親の心情を思って踏みとどまり、カッコつかなくても生き抜いて少しでも親孝行すると自身に言い聞かせて生きてきた。
- 再始動
アンディたちとの共闘を経て人を助けるために使うことを決意。救出後1週間の学園生活の後に友である涼ちゃんに感謝と別れを告げ、組織の11人目の否定者として仲間に加わった。なおその際にチカラ自身の要望で関係者全員の記憶にニコによる情報統制が実行されたため、恐らく親友含め誰もチカラのことを覚えているものはいないと考えられる。全てが決着するまで、彼が尊んだ日常への退路はない。
pixivでは
『チカラ』または『力』だけならば他作品に登場するキャラも指す。
そのためpixivにイラストを投稿・タグ付けするならば、フルネームの『重野力』を使用したり、関連タグとして『アンデッドアンラック』や『アンデラ』など合わせて使うことが絞り込み検索を助ける。