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「俺達はアンダー 3か月後 世界はひっくり返り公平(フェア)になる」

          U N D E R


概要

組織と対立する否定者の集団。便宜上「否定者狩り」と呼ばれていたが後に正式な名前『UNDER - アンダー -』が判明する。

トレードマークの意匠(エンブレム)は、漢字の『不』を上下反転させたようなもの。



その目的は「世界への復讐



自分たち否定者こそが世界を回していると主張し、否定者を蔑む不公平(アンフェア)な世界を転覆させて天下を盗らんと画策する。その為、地球と罪なき人々を守ろうとするジュイスの率いる組織とは目的も手段も相容れない。


組織並に高度な技術力・戦力があり、古代遺物の回収によって世界の真実へかなり近づいており、組織に属さずとも神や理のことは一通り知っている。

組織が目指す『神の打倒』に関しては早々に見切りをつけており、世界が滅んでも『次』に行く手段があるというが…



活動内容

事実上世界征服という目的の為、基本的な活動は戦力増強である。

組織よりも先に否定者古代遺物(アーティファクト)を確保•回収する事により勢力の拡大を図るが、その結果組織の課題(クエスト)達成を妨げ、衝突する事になる。


また、実はメンバーの目的はそれぞれ異なっており、あくまで利害の一致によって行動を共にする集団である。その協力関係には組織が語る「正義」のような曖昧な理由ではなく、あくまで「信頼」に重きが置かれているのだとか。


ただし、欲しているのはあくまで「強い仲間」である。

組織が捕獲した否定者への対応も厳しい部分があるが、アンダーの確保•勧誘の仕方は更に強引であり、使い物にならなければ即座に処分して別の人物に否定能力が移るのを待つ。見込みがあっても無理矢理拘束し否定能力をかけ、仲間になる意思を見せるまで能力を解かないと脅しをかけている。

古代遺物の回収も同様で、闇競売などに集められた物をまとめてくすねている様子。


このようにアンダーの手口は拷問殺人強盗など組織よりも過激な場合が多い。



世界の命運を左右する『円卓』と『黙示録(アポカリプス)』の独占も重要事項であり、組織(ユニオン)から『円卓』を強奪、課題の進行状態をコントロールして各々の目的を果たそうとする。



技術力

古代遺物(アーティファクト)の義肢タイプを活用できる環境・整備力、UMAと思わしい巨大生物の使役など組織も用いる戦力の他、果ては死後の復活など、集めた能力者や古代遺物を活用する高度な技術を持つ。



UNDERのメンバー

否定者狩り

活動目的上否定者の構成員がメインとなって行動している。単行本5巻以後は組織同様それぞれ席次を持つが、本記事では登場順に扱う。


反転した円卓の否定者

組織から強奪した円卓に集ったアンダーの否定者達。

第69話にて現在の円卓の状態が明かされ、現存メンバーの素顔と席次が判明する。円卓は席を全て埋めなければ機能しない為、アンダーも組織同様11人で構成されていた。


アンダーが使う円卓は廃墟に斜めで立てかけられており、天辺にⅠ席、地面側にⅪ席が来るよう置かれている。円卓の座席は、数字近くで浮遊する仕組みになっているため、席次が高いほど下の席次の仲間を見下ろせる様相になっている。また組織のエンブレムがあった場所は全てアンダーのエンブレムに置き換わっている。

円卓を平に置かないのは「この世はいつだって不公平(アンフェア)」というアンダーの価値観が反映された結果かもしれない。


Ⅰ席 ■■■

アンダーを創設した人物。不■■の否定者。

リップ達とは直接の面識を持たず、情報交換のみでお互い独自の行動をとっていた様子。

行動目的も他のアンダー構成員とは大きく異なっている。

その目的正体はリンク先を参照。


Ⅱ席 テラー

口元を隠した青年。不通の否定者。背中に通信機を背負い、ベルト部分にエンブレムを確認できる。

元通信兵でアンダーのボスが傭兵だった頃から行動を共にしていた、1人目のアンダー構成員。

ボスには忠実だが思ったことは正直にぶつけており、信頼関係を感じさせる。


組織のニコのように額へプラグが刺せるようになっており、口ではなくスピーカーから声を発する。

またスピーカーを瞬時に増やし多数の攻撃を無効化する能力を持つ。


Ⅲ席 クリード

タンクトップに迷彩柄のズボンや重火器を装備している傭兵然とした巨漢。不減の否定者。アンダーにはテラーの次に加入。

首からアンダーのエンブレムが付いたネックレスをかけている。

闇競売に乱入したうちの一人で、銃器で相手を撃ち倒す見た目通りの豪気な性格だが、毒ガスの使用など搦手も怠らない乱暴な帰還兵並の戦闘スキルを持つ。

リップ曰く国盗りを目的として行動しているらしい。


否定能力により、弾倉の入っていない機関銃(ガトリング)を扱い、消費した手榴弾を虚空から補充するといった銃撃・爆撃メインの戦闘を行う。

闇競売での戦闘以降は左腕が機関銃仕込みの義手に変化している。


Ⅳ席 リップ

眼帯を着用した金髪の男性。不治の否定者。右目の眼帯にアンダーのエンブレムがあり、その下から流れる血を度々舐めとる仕草をとる。アンダーにはテラーの勧誘により加入した。

UMA『スポイル』の捕獲クエストで座標を開示されたものの、既に否定者狩りの構成員であることが判明した為組織へのスカウトは断念されている。


活動目的は、とある古代遺物の入手。

否定能力と得物のメスを組み合わせ、素早い身のこなしで容易く対象を処分する危険人物である。


Ⅴ席 友才

中華ないし日本風の装いで藁笠を被り、白鞘を持った老女。不抜の否定者。アンダーにはビリーの勧誘で加入。

古代遺物(アーティファクト)らしき扇を携えクリードと共にエジプトへ現れた事がある。

九能明の回想に若かりし日の姿で登場し、アンディへ月光流居合を伝授していた。


Ⅵ席 ファン

中華風のパーカーで素顔を隠した小柄な中国人。不老の否定者。アンダーにはクリードの勧誘により、3番めに加入した。

服の前面にエンブレムと同じ逆さまのと「八极」の文字が書かれている。

闇競売に乱入したうちの一人で、暗殺一家の翁みたいな危ない雰囲気が漂う武闘家。寡黙な性格に加え、中国語でしか会話出来ない為コミュニケーションを取るのが不便。

リップ曰く古代遺物収集が目的の模様。


Ⅶ席 円陣

ボロボロの学生帽と学ランを着けた青年。不燃の否定者。

わずかに残った学生帽にエンブレムを持つ。

煙草を吸うようだがライターに火が灯らず、煙草から煙が出る様子もない。


Ⅷ席 くるる

リボンで大きなツインテールをまとめた少女。不貞の否定者。

衣服の胸部分にエンブレムが見られる。

風子が来た際に「女の子!やった」と喜んでおり年相応の性格を感じさせる。


特定のポーズをとることで相手を魅了する能力を持つ。

自身の否定能力の為にアイドルへの道を断念しているが、アンダーの人間としては珍しく神殺しに積極的な姿勢を見せており、自分の夢を完全には諦めていない様子。


Ⅸ席 ラトラ

ショートヘアで釣り目の女性。不信の否定者。左右の髪飾りはアンダーのエンブレムを模った形状。アンダーにはリップと同様、テラーの勧誘により加入。リップと共に闇競売の潜入もしており、彼とは特に親密な間柄と推測できる。実際に風子からは夫婦と間違えられた(直ぐにラトラは調子に乗ってたリップに対し行動で否定した)。

活動目的もリップと同じである。


能力はラトラの断言した予想は悉く外れ、同じように彼女が当たると予想した攻撃はどんなものでも当たらず、不可思議な軌道をとってあらぬ方向へ外れてしまう。


Ⅹ席 バックス

ウサギのような着ぐるみを着た低身長の不出の否定者。お腹には逆さまのがついている。ピンクの着ぐるみからは顔だけが出ており、切り揃えられた水色の髪が確認できる。

年齢不詳の女の子。語尾に「□□なのら」と付けるなど、天然幼稚な言動が特徴で、ラトラや風子との距離感、ちゃん付で呼ばれたりと天真爛漫な人物なのら。

かわいいものやきれいなものが大好きなようで、名前の「バックス」と呼ばれるとかわいくないと否定し、自身の事は愛称「バニー」で呼んでほしいのら。


着ぐるみの耳などから相手の物を奪い取り込む拘束系の否定能力を持つ。


Ⅺ席 風子

かつて勧誘を断った経験を持ちながらも、UMA討伐交渉の為自らの身柄を差し出した風子が着席。

図らずもショーンの席を奪った形となり、大胆不敵にアンダーの真実を確かめていく。


ショーン

課題(クエスト)で捕獲対象となっていた不可視の否定者。ブラジルにてリップ不治の傷を付けられて勧誘され、その後アンダーに加入する。

両瞼を閉じることで自身及び自身が所有していると認識しているものを視認不可の状態にすることが出来る。アンダー加入後は額へ第三の目を移植し、視界の問題をクリアしていた模様。


元々ブラジルのギャングとして能力を悪用していたため、リップに盗られなくても組織に加入していたかは微妙なところである。

また席次は不明。リップのすぐ下についていたらしい。

その他

カイン(UMAカインドネス)

豪華客船にも匹敵するサイズのシャチに似たUMA。カインは愛称であり、そもそも何のUMAなのかも不明であったが、後にKINDNESS(親切)の理を司っていたことが発覚する。アンダー構成員の口笛を合図に現れ、口腔内に構成員及びアジトを入れて海中を移動する。


UMAバーン

課題(クエスト)【UMAバーンの捕獲】にて組織が捕獲した、燃焼を司るUMA

円卓奪取の際、潜入したリップとラトラが解放しており、以後アンダーに使役され動いている。


コアだけの状態で暖をとるのに使われたこともあり扱いはよくないものの、

後に「自分を生み出した神に会ってみたい」という理由でアンダーへ協力していることが判明する。

利害の一致によって行動を共にするという意味では、バーンも正しくUNDERの仲間といえるかもしれない。


勧誘を受けたが加入しなかった否定者

チカラ

平凡な日本の男子高校生。不動の否定者。闇競売にて勧誘したが言葉が通じず、生死を考慮しない強引な利用価値の判別を行ったところでアンディと風子による妨害を受け、敵対した。


アンディ

不死の否定者。組織のメンバーでありながらも、そのぶっ飛んだ戦い方や人間性を気に入ったリップによって風子ともども勧誘されたが、当然決裂した。


タチアナ

円卓奪取の際、UNDERのボスから一度だけ手を差し伸べられている。

しかし風子の妨害もあり失敗。

もっとも差し伸べられたのはUMAバーンの手で、勧誘の言葉も本気かさえ怪しい冷たいものであった。



TwitterのUNDER(アンダー)

公式Twitterでは本誌連載・関連情報の他、登場人物たちが低頭身(ミニキャラ)になったおまけ漫画(ラフイラスト)などの配信(ツイート)もあり―

アンデラ(UNDER)まとめ2


備考

Under(アンダー)とは英語の直訳で『下』を意味する。意訳では『程度・価値・等級・序列・位置などが低い』という不公平(アンフェア)な意味合いで使われる。世界をひっくり返して公平(フェア)にする事を狙うアンダーの【世界へ下克上する意思】を強く現した意向といえる。

また否定者である自分達の能力名『不■』から、トレードマークの『上下をひっくり返した〝不〟を模した意匠(デザイン)』は固い団結意識を表しているともみられる。


否定者に選ばれたため世間から弾かれ、それを理由に世界へ復讐するという目的は、読み切り版アンデッド+アンラックにおける組織の設定から輸入したと思われる。

また2020年9月のダ・ヴィンチ(雑誌)インタビューにて、作者は始め組織(ユニオン)は敵組織として構想を練っており、連載において一度否定した構想を「アンダー」として再構築したのかもしれない。


関連タグ

アンデッドアンラック アンデラ 組織(ユニオン)

世界(アンデラ) UMA 否定者 古代遺物(アンデラ)

円卓(アンデラ)



黙示録(アポカリプス)・・・アンダー(否定者狩り)が狙う目標物の一つ


悪の敵・・・アンダー(否定者狩り)と似た立ち位置にある存在

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