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UNMOVE-不動-

あんむーぶ

戸塚慶文の漫画「アンデッドアンラック」に登場する超能力の一つ。UNMOVE-不動-は、他の「動き」を否定する。
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概要編集

戸塚慶文の漫画アンデッドアンラックに登場する否定者(否定能力が移行した人間)、および否定能力(超能力)の一つ。


UNMOVE-不動-(アンムーブ)は、他の「動き」を否定する。


「不動」の理(ルール)編集


他対象 強制発動型(推定)


の器(否定者:否定能力が移行した人間)が視認した物体の動きを否定する能力



下記の発動条件を満たすと、視界にある対象の動作はおろか重力重量といった物理法則を否定して、その場に停止させる現象(ルール)を発生させる。これにより、迫りくる弾丸落下する対象などの運動を否定して空中に停止固定させる強力な防御力拘束力を持つ。

しかし、不動対象は視界にある物だけに限定される。遮蔽物の裏などは対象外で、例えば上着一枚だけでも簡単に「不動」から逃れてしまう。このため体内の動きを止める事もできない(つまり、相手の意識心臓などは止められない)。


強力な否定能力だが、一度の場面で使用回数が多いと上記にある「不動」の理(ルール)を分析され対策が取られやすい。また対峙して動きを停止させた場合は、能力解除の反動で向かってくる動きに能力自身の対応が迫られる状況も発生する。

また効果時間が「対象を視ている間」であるため、瞬きや目を瞑るまでと短い欠点もある。


下記の発動条件含め単身での能力使用は不便であると窺える。このため「不動」不意打ち・仲間と連携してこそ真価を発揮する。


発動条件編集


対象を視る際に自身の四肢を固定する(動かさない)


視るに関しては両目で発動する場面が確認され、片目でも発動できるかは不明慮。因みに、四肢を固定している(動かさない)ときでも、口を動かす(発言)は出来る。


能力解除および発動制限に関しては、四肢のどれかを動かしたり目を瞑る、無意識の生理現象(例・ビビりから体の震え)といった事で行える。

2021年9月時点だと、この任意で発動できそうな側面から否定能力が「他対象 強制発動型」なのか「他対象 任意発動型」と分類は不明慮になっている模様。


また道具の活用で能力使用の幅を大きく広げる事ができる。作中では、視界を制限する特殊な眼鏡(ゴーグル)を掛けて不動対象を限定させたり、能力発動中は動けない態勢の動きを補佐する道具(アイテム)を使って移動しながら「不動」を継続使用といった、否定能力を有効活用する動きがみられる。


「動」の器編集

能力の将来性(ポテンシャル)が高いことは不動(揺るぎない)だが、現行では「動」の器(否定能力が移行した人間)に少し難がみられる。また便宜上で「不動」を発現させた人物も記載する。



重野力(しげの ちから)

アンデラ Ⅶ

組織(ユニオン)に所属する青年。元一般人だった日本の男子高校生ビビりがあるため、当初は荒事の場で足が震えてガクガクになり、(否定能力の発動条件「四肢を固定」が満たせないため)充分に「不動」を扱いきれていなかった。チカラ自身は「不動」の潜在能力(ポテンシャル)は強いと自覚しているため、仲間たちや組織に貢献しようと努力を積み重ねている。それでもいざという時に動じてしまい中々上手くいかずとも諦めず、周囲の協力と能力の研鑽を極め、たとえ負傷しても「不動」を発動させるといった成長をみせている。

その他、詳細は【重野力】を参照。



■■■■■のボス

不道徳集団のボス。詳細は不明だが「不動」の能力を発現させた男性。

彼の場合は不条理な事にも動じない確固な信念を持っている。また熟練の歴戦・熟年の経歴もあり、チカラと違い初めから否定能力を使いこなしている。

その他、詳細は【■■■■■のボス(ネタバレ)】を参照。



関連項目編集

アンデッドアンラック アンデラ

否定者 超能力

停止 / 静止 目力 / 眼力


UMAムーブ・・・本作で「動」を司るUMA(クリーチャー)。こちらは長距離移動(ワープ)の能力を有している。名称などにUNMOVEと同一性を感じされるが、果たして関係は…。


UNTRUTH-不真実-・・・UNMOVE-不動-(アンムーブ)と発動方法が似た否定能力。対象を視認する事は同じだが、こちらは片目だけでも発動できる・否定能力を発動中に能力者自身は動けるといった差異がある。


ザ・ワールド / THE・WORLD・・・UNMOVE-不動-(アンムーブ)みたいに他の法則を否定して「静止する世界」を発生させるが、こちらは「停止させる」という強力な理屈(ルール)で発動する(しかも、止まった時の世界を動けるのは能力者本人や、稀に時を越えくる存在だけという効力もある)。この他、止まった時間(とき)の中で可笑しな事だが、とにかく5秒ほどの短い発動時間・こちらは困難であるが一度の場面で能力の使用回数が多いと「時間停止」の理(ルール)を分析され対策が取られるなどの類似項がある。

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