概要
戸塚慶文の漫画「アンデッドアンラック」に登場する超能力の一つであり、テラーの否定能力。
「不通」の理
自己対象 強制発動型
自身の肉体を使ったあらゆる伝達行為を否定する。
発動条件
否定者が伝達行為を行おうとしたとき発動する。この伝達行為には発声、モールス信号による意思疎通、さらには情報伝達を目的とした移動などが含まれる
効果
発動すると否定者は伝達行為が行えなくなる。これは否定者の体が不自由になる形で発現する。
- 声で伝えようとすれば失語症のように声が出なくなる。
- 指を叩いてモールス信号を送ろうとすれば指が動かなくなる。
- 相手に直接会って情報を伝えるため移動しようとしたら足が動かなくなる。
抜け道
相手が呼吸音や心音などから否定者の心象を読み取ることは可能。この場合、否定者側が相手にそれが可能だと理解していても不通は発動しない(あくまで自分の意志で伝達するのを否定するのみで、本人の意志と関係のない身体機能には能力が及ばない模様)。
否定者
通信兵として極めて高い能力を有しており、聞こえた音から敵の距離や数、さらには戦車の装填数まで聞き取ることができる。
「戦争に勝利しディスクを見つけろ」という依頼を受けた水平の秤隊の一員として任務に従事していた。計画通りに戦況は進み戦争も大詰めという段階、索敵を務めていたテラーは敵の戦車の状態から「敵は追加の補給待ちだ」と判断していた。
しかし予想外にもフル装填された戦車5台が自軍の負傷兵がいる治療キャンプに接近していることを探知する。テラーは急いで仲間にそのことを伝えようとするが、そのとき不通の否定者となって…
関連
UMAテル
UNTELLを器とする理。シールに取り込まれたが解放される。その後テラーと交戦するも敗北した。