概要
CV:杉田智和
仮面の軍勢の一人。銀色の短髪で筋肉質の目つきが悪い男。
コンバットナイフのような短刀と白打を用いて戦う。
冬でもタンクトップ。左耳に三つ、左眉に一つピアスをしている。短気で気性が荒く、冗談が通じない性格で、些細な事でも青筋を立てながらキレる。特に織姫の天然っぷりにはかなり苛々していた。意外にも料理ができる。
その正体は110年前に九番隊隊長を務めていた死神。
幼い檜佐木を虚の襲撃から守ったこともあり、彼の憧れの人物でもある。
流魂街の変死事件を調査していた際、部下である東仙の裏切りにあい、藍染の虚化実験の最初の犠牲者にされる。同じく藍染の実験に巻き込まれた平子らと共に虚として処分されそうになっていたところを、浦原と夜一によって救われる。それ以後は仮面の軍勢として現世に潜伏することになる。
空座町での藍染達と戦った際、ワンダーワイス戦でかっこよく卍解を披露するも
そのコマを最後にフェードアウトし、拳西が戦っていた筈のワンダーワイスは無傷で総隊長の前に現れ、一護が藍染と決着を付け空座決戦篇が終わってもまだ一切出番が無かった事で有名。戦闘描写も勝敗も一切書かれなかったため、名前だけ判明した鐵拳断風の能力も長らく謎だった。
なおワンダーワイスは山本元柳斎重國の炎対策のために崩玉によって生み出された唯一の改造破面であり、六車が敗北した(可能性がある)のも致し方なしといえよう。
作者からすっかり忘れ去られたのではないかとの噂もあったが、
姿が消えてから約二年半後、死神代行消失篇のラストで無事再登場を果たし、九番隊隊長に復帰した姿が描かれた。
千年血戦篇では、マスク・ド・マスキュリンと交戦。鐵拳断風の能力によりマスキュリンを圧倒するものの、ジェームズの声援によりパワーアップしたマスキュリンには太刀打ちできず敗北。その後はジゼル・ジュエルによってゾンビ化される。
しかしマユリに投与された薬によって、逆に彼の手駒となり、ペペ・ワキャブラーダを叩きのめした。
大戦後はマユリによってゾンビ化は解除され、最後まで卍解を披露しなかった檜佐木修兵を乱菊と一緒に弄っていた。
斬魄刀
- 断地風(たちかぜ)
能力解放と共にコンバットナイフのような形状に変化する。
斬った太刀筋が炸裂する能力を持つ。
解号は「吹っ飛ばせ」
- 卍解:鐵拳断風(てっけんたちかぜ)
能力解放と共に両腕が風神の羽衣のような装甲に覆われ、斬魄刀がメリケンサックのような形状に変化する。
炸裂の威力が拳にこめられており、刃が触れている間無限に炸裂し続ける能力。
若干形状を変化させることも可能。
なお、炸裂とは爆発のことである。