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曲亭馬琴の編集履歴

2022-12-21 22:15:01 バージョン

曲亭馬琴

きょくていばきん

江戸時代後期の読本作家。日本初の職業小説家であり、元祖伝奇作家である。

曖昧さ回避

  1. 本名を滝沢興邦(1767〜1848)という江戸時代後期の読本作者。本稿で解説。
  2. ラヴヘブン』に登場する偉人。→曲亭馬琴(ラヴヘブン)
  3. Fate/Grand Order』に登場するライダーのサーヴァント。曲亭馬琴(Fate)

人物

南総里見八犬伝』の作者として知られる読本作家。日本で初めて原稿料だけで生活を成り立たせた小説家である。馬琴に先行する読本作家(山東京伝上田秋成など)は他に本業を持っており、小説は副業であった。


同時代の浮世絵葛飾北斎と親しく、馬琴の作品には多く北斎が挿絵を描いている。北斎以外にも京伝や式亭三馬渡辺崋山ら同時代の文化人との交流が多く、その日記は貴重な歴史資料となっている。


略歴

武家奉公人の出自であるが、狷介な態度が疎まれ奉公先は長続きせず、24歳の時に山東京伝に弟子入りを乞うた。


版元・蔦屋重三郎に手代として雇われ、俳諧歳時記が著述家としての初のヒット作品となる。1807年から刊行した『椿説弓張月』が名声を博し、師匠の京伝をしのぐ読本の売れっ子となった。


代表作『八犬伝』は1814年から着手。晩年には目を患い、長男の医師・宗伯の妻・お路に口述筆記をさせることとなった。『八犬伝』は1842年に完結する。


馬琴の小説は没後の明治以降も広く読まれ、坪内逍遥は馬琴に対し「日本のシェークスピア」と手放しの賞賛を送った。


代表的な作品

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