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もしかして→キュベレイ

フリギア(現代のトルコ中西部に相当)で崇拝された太母神(グレートマザー)。

大地にある様々な地形と動物たちを司る。

その起源は新石器時代にも遡るとされる相当に古い神格である。

ギリシャローマにもその信仰が伝わり、ギリシャ神話にも彼女にまつわるエピソードがある。

ゼウスたちの母であり、クロノスの嫁レアーと同一視されることもあった。

ローマ神話でレアーに対応するマグナ・マーテルとも同体とされた。

ライオンと縁が深く、ライオンに牽かせたチャリオット

ライオンをあしらった玉座にすわった姿でも表現される。

一説によると、彼女の戦車を引く二頭のライオンは元々は

アタランテーとヒッポメネースという夫婦であったが、

アフロディーテ女神に祈ってそれに応えてもらったのに

恩返しをするのを忘れてしまった。これに憤った彼女は

二人がキュベレーの聖域性行為をするように仕向け、

まんまとセクロスしてしまった二人はキュベレの手でライオンにされてしまう。

アッティスという男神をあるいは愛人とするが、彼はまたキュベレの息子でもあり、

また従者として彼女を乗せた戦車の御者もつとめている。

両性具有の神アグディスティス(キュベレ)が去勢され、切り離された男性器は

地面に落ちるとそこから樹木が生じ、その実を胸にあてた娘から

アッティスが生まれた。美青年に育った彼は王女と結婚することになるが、

婚礼が行われるその瞬間にアッティスに恋したキュベレが

その神威で彼を忘我に導き、自ら去勢させてしまう。

それを見た王様も去勢し、キュベレの熱狂的な男性信者が去勢する起源になったとされる。

アッティスはこの去勢がもとで死んでしまうが、キュベレはこれを後悔し

彼を復活させたという。

LOVにおけるキュベレー

ロードオブヴァーミリオンVer2.5にて登場。種族は「不死」。特技はタンバリン演奏。LOVでも愛人はアッティスである。

イラストレーターはしる(redjuice)。通常版(レアリティはスペシャルレア)とSP版があり、イラストが異なる。

通常版は黒い装いで骨で構築されたような巨大な怪物を連れているが、

SP版では白い装いに、巨大な白獅子を連れた清楚なデザインになっている。

復活時のセリフがツンデレっぽい。

フレーバーテキストは原典そのまんま。LOV世界における彼女の熱心な男性信徒は

彼女を前にして己の男性性の矮小さを思い知ることで自分のちんこを取ってしまうようだ。

去勢のための道具は用意してもらえるが、後は全部自分でやらなくてはならない。

自力での去勢を成し遂げた信徒たちはタンバリンを打ち鳴らしながら、

血に塗れた自分のちんこを女神に捧げる祭儀を一心不乱に行う。

彼らは男根を除去し女性になることで世界中の生命欲望

増大に歯止めをかけようとしているのだという。

技の「イニシエーション」では敵一体の攻撃力・防御力・移動速度を低下させることによって、

去勢の儀式を再現しているのかもしれない。とはいえ

技としてのイニシエーションは対象の性別を問わないので男以外にも効く。

LOV世界でのゼウスはえらくでかい(身長が3.5m、体重が250kg)のだが、

彼女は普通の少女くらいのサイズ(身長1.6m、体重42kg)である。

VerRE:2.1では【崇拝】キュベレーが登場。こちらはVOFANがイラストを担当。

骨の怪物が隙間から白い燐光を噴き出している絵柄になっている。

レアリティはレア。技の「狂信の秘儀」は効果範囲内の全ての敵の防御力と移動速度を

一定時間低下させる。

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