ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

トランスミッションの編集履歴

2022-12-28 14:52:44 バージョン

トランスミッション

とらんすみっしょん

動力源(エンジン)の動力を駆動部(車輪など)に伝達する部品。

概要

一般に内燃機関を搭載した自動車気動車で用いられる変速機のことを指す。


レシプロエンジンの場合は回転数により発生トルクが変化するため、エンジンで駆動する車両には何らかの変速機構が必要になる。ギア比を下げると回転数が減少し、発生トルクが増加する。自動車や気動車に使われるものでは、変速機構の違いでMTATDCTAMTCVTに分けられる。このうちMT以外にはクラッチペダルがなく、オートマチック限定免許で運転できる。


変速機の信頼性に不安があった時代にはドイツやフランスの一部装甲戦闘車両(ポルシェティーガーなど)でトランスミッションを搭載せず、エンジンの発電した電力でモーターを駆動するガス・エレクトリック方式(一種のシリーズハイブリッド)を採る車両もあった。


なお飛行機プロペラ機)はプロペラスクリューの角度を変えることで速度を変えるものが多く、トランスミッションは搭載しない。蒸気機関車にも変速機はなく、逆転機加減弁を組み合わせて速度を調整した。


電動車両の場合

電動車両(ラジコン車、電車電気自動車など)のトランスミッションは一般に1速固定(一定の減速比で減速しトルクを増加させるだけ)であり、変速機構が存在しない。これは電気モーターが低速時に高トルク、高速時に低トルクという特性を持っており、変速機をかます必要がないため。


ただし、電気自動車に関しては高速時の性能改善のため変速機を搭載するモデルも増えている(モーターも極端な高回転では効率が落ちるため)。

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました