概要
映画『コードギアス復活のルルーシュ』に登場するナイトメアフレーム。
ゼロレクイエムの後の時代に、ラクシャータらが開発した機体で、ゼロとなった枢木スザクの専用機であり、ゼロの象徴として開発されるも市民から猛烈に反対されると予想してアルビオンゼロに変わるゼロの乗機として再生産された。
前のゼロであったルルーシュの乗機蜃気楼が指揮管制に適した機体であったのに対し、直接戦闘を得意とするスザクに合わせて開発された機体となっている。
バリエーション
- 真母衣波 壱式
スザクがゼロとして搭乗する機体。カラーリングはアルビオンゼロと同じ紫と金。
蜃気楼のドルイドシステムはスザクの適性では扱えなかったためオミットされ、代わりにファクトスフィア内蔵式となっている。
本来ならば十分な戦闘が可能なのだが、ナナリーと共に難民キャンプを訪れた際には海外への持ち込みの制限上から機能の大半を封印(内蔵火器と飛翔滑走翼の回路オフ、手持ち武装の持ち込み不可)していた。しかし、その隙を突いた謎の軍団の襲撃を受けてしまい、戦闘可能レベルまでにシステムを書き換える時間もなく式典用の儀礼剣しか使用できない状況下で緊急出撃を敢行。慣れない砂漠という環境下で孤軍奮闘するも、国王シャリオの駆るナギド・シュ・メインの猛攻に押された上、神官シャムナの策でトラップに嵌められ機能停止、鹵獲されてしまった。
- 真母衣波 零式
ナナリー救出作戦でルルーシュが搭乗した同型機。カラーリングは蜃気楼と同じく黒と金。
マスクや装飾など、壱式とは頭部形状がやや異なる。また、両腕部にブレイズ・ルミナス発生装置を備えているため防御性能は上がっている。
黒の騎士団から支援物資として届けられたため戦闘可能な状態にこそなっているが、元々ルルーシュ用に設計された機体でないこともあってか、ジルクスタン軍の対空部隊に包囲された際には抵抗空しくボロボロにされ、墜落前にC.C.に救出されたルルーシュは彼女が乗ってきた月虹影に移っている。