概要
ホストにのめり込むあまり、実生活に大きな悪影響を及ぼす状態になってしまっている女性。
このような女性が自嘲気味に使うことも多い。
ホストに入れ上げて高額なメニューを次々と頼んでしまったり、担当ホストの地位を押し上げるためだったり自分が「エース」(そのホストの最高額の太客)になるために無理をしてシャンパンタワーを頼んだりしてしまう。
また、同じホストを担当としている客(「被り」と呼ぶ)に嫉妬してホスト客が集まる掲示板で叩き合いをすることもある。
このような生活をしていてお金が足りるわけもなく、勤務先や学校を辞めてしまって風俗嬢になる者も少なくない。アダルトビデオ業界のコンプライアンスが低かった時代にはAV女優になる者も散見されたという。
ホストにとってはいい金蔓一辺倒かと思いきや、精神のバランスを崩しているため店で大暴れされたりすることもあり、必ずしも都合のいい女とばかりは行かないこともある。
また、上記のネットでの被り叩きをやりすぎて相手から法的措置を起こされるリスクもあり、弁護士事務所の公式サイトにも「ホスラブ(ホス狂が集まる掲示板の大手)の発信者情報開示請求についての解説」コンテンツが設けられているケースが増えている。
最悪の場合、精神が破綻し自殺してしまう者もいるという。
ホス狂を生み出すホストクラブのシステムにも問題があると言われており、「本命の恋人と錯覚させる営業方法」(「本営」)や、多額のツケ払いをさせる「売掛」といった慣習が特に問題視されている。
なお、この「売掛」の慣習に関しては「払わずに逃げ切る客」もいるためホスト側にも過大な負担をかける問題点がある。
ホス狂を扱ったフィクション作品
漫画
- 明日、私は誰かのカノジョ
- メンヘラホス狂ボコボコりんっ!(知るかバカうどん作) R-18G作品。