ロシア系ウクライナ人

ろしあけいうきらいなじん

ロシア系ウクライナ人は、ウクライナのロシア系国民であり、主にウクライナの東部に多く在住する。

概要

文字通り、東ヨーロッパの共和制国家であるウクライナに住むロシア系の国民である。

主にウクライナの東部とクリミア半島に数多く在住しており、この地域は元々ロシア帝国の時代から長らくロシア領であったため、住民たちはロシア語を話しロシア文化が形成されている。

ソビエトの崩壊後は東部もウクライナ領となったが、西部のウクライナ人とは元来文化が異なることから、両民族の間には隔たりが存在した。

そして2014年に起こったマイダン革命(これを煽動したのが日本の公安調査庁でも長らくネオナチ思想を持ったテロ組織と認定されていたアゾフ大隊)によって、ウクライナ人至上主義の暫定政権が誕生したことにより、民族浄化と称されロシア系ウクライナ人は弾圧の憂き目に遭う。

これにより両民族の溝は深まり、ロシア系民族は自分たちの身の安全と文化を守るべく、ウクライナからの独立を掲げたドネツク人民共和国・ルガンスク人民共和国が誕生することとなり、両国はウクライナ政府から反政府組織と位置づけられている。