ロッチ
ろっち
ロッチとは、
1.かつてカプセルトイメーカーのコスモス社から出されていた偽ビックリマンシールのブランド名。今でもpixivにおいて、ビックリマンパロディイラストにこの単語が用いられ、タグになることもある。
2.コカドケンタロウと中岡創一によるワタナベエンターテイメント(ナベプロ)所属のお笑いコンビ。
この項目では主に2.について解説する。
概要
2005年結成。ワタナベエンターテイメント所属。
最初はコンビ名をロッテにしようとしたが、企業名と同じなのはまずいのではと思い「ロッチ」にした。
有名なネタは中岡のイントネーションが耳につく「UFOどこ!?」や、中岡がオチで車に轢かれる「ひかれた~」、レッドシアターでヒットした「こんにちは根岸」などがあるが、それら以外にも幅広いシチュエーションで緩い日常を切り取ったようなコントを得意としている。
略歴
現在はナベプロの所属となっているが、二人とも本来は吉本興業のタレント養成所であるNSC出身である。コカドが大阪NSC14期生(フットボールアワーと同期)、中岡が大阪NSC16期生(ザ・プラン9の浅越ゴエと同期)で、若手扱いであるが芸歴も長い。
2004年の夏にコンビを解散したコカドが、当時芸人をやめていた中岡とともに沖縄に旅行に行き、その旅行があまりにも楽しかったのでそのままの勢いでコンビを結成することを決めた。
当時一般企業に就職していた中岡の都合によりコンビとしての初舞台は2005年である。
多くのネタは中岡がボケでコカドがツッコミだが、逆のネタもある。
ブレイクのきっかけとなったのは「爆笑レッドシアター」及びその前身であるスリーシアターである。かつて中岡はロッチのことを「スリーシアターの申し子」と自称したこともある。
同じ事務所の我が家とは、よく共演することが多い。
メンバー
- 1977年12月8日生まれ。
- 小道具あるいはボケ担当。天然パーマのロン毛と眼鏡が特徴。背が低い。
- コント内では車に轢かれたり、うんこを踏んだり、有名タレントと間違われて手のひらを返されたり(十文字アキラ)、とにかくコカドにからかわれたりなど可哀想なキャラを演じることが多い。
- コカドが作ったネタを演じているポジション。そのためコカドがネタを書いているところでは寝ていたりすることもあった。
- 2010年5月まで、相方のコカドと、元相方である藤枝孝友と同居していた。
- 五年間芸人をやめて工場で働いていた時期がある。その五年のブランクの前はネタも書けたらしいが、芸人を再開するときには声の出し方すら忘れており、ネタを覚えるのも困難になっていた。
- そのことがきっかけで、コカドが作ったのが中岡がカンニングペーパーを見ながらできるネタ「路上詩人」や「こんにちは根岸」である。
- 相方のことを「コカドくん」あるいは「ケンちゃん」と呼ぶ。
- 近年、よくドッキリ系の企画に呼ばれる。
- 1978年8月8日生まれ。
- ボケ&ツッコミ及びネタ担当。本名は「小門建太郎」
- 滑舌が悪い。 チャームポイントは泣きぼくろ。
- もともと大阪吉本に所属していたが、東京に出たのち事務所を転々とし、最終的にナベプロに落ち着いた。
- ツッコミ担当ではあるが、彼のツッコミはほとんど「お~お~え~?」などの素直な驚きややただのいじりに近いだけのものでありしっかりとしたツッコミとは全く趣が異なる。ゆえに「コカドスタイル」と呼ばれている。
- 滑舌が悪く、甘党。さらに声も大きい。レッドシアターの楽屋ではお菓子ばっかり食べていると言われていた。
- 「爆笑レッドシアター」ではコントキャラの一つであるこんにちは根岸が絶大な人気を誇る。それゆえにか、根岸のネタと関係のないところで「こにちは~」という根岸の持ちネタを要求されたり、要求されなくとも「こにちは~」と同じポーズをとったりすることもある。
- Pixiv内では、同じくレッドシアターに出演しているフルーツポンチの亘健太郎と名前の読みが同じであるため、「Wけんたろう」と呼んでいる作品も見られる。
- 相方のことを「創一」と呼ぶ。