演:菅原健
概要
『仮面ライダーゼロワン』のVシネマ作品「ゼロワン Others 仮面ライダー滅亡迅雷」に登場するヒューマギア「ソルド」の1体。ソルド20が女性型である事に対し、こちらは男性型。
左手首に鎖で繋がったダイアウルフゼツメライズキーを「武装!」の掛け声と共に起動させ、ダイアウルフソルドマギアに変身する。
続編の『ゼロワン Others 仮面ライダーバルカン&バルキリー』にも引き続き登場。
ZAIAエンタープライズの呪縛から逃れて自我を得たソルドとして、「滅亡迅雷は自分達を解放してくれた」として滅亡迅雷.netを支持する。遭遇した不破との語らいで滅亡迅雷.netこそが正義という信念を語るが、正義という概念自体を一蹴されて、己の心が生み出すルールにのみ従うという不破の信念を聞き迷いが生まれる。
その後もA.I.M.S.殲滅を目指す他のソルドと行動を共にしていたが、不破の影響を受けて己の心が生み出した疑問から、A.I.M.S.を滅ぼすことが滅亡迅雷.netの意志ではないと思い、同胞を止めようとする。しかし人間への敵意に凝り固まったソルド達には通じず、裏切り者と言われリンチを受けてしまった。
助けに来た不破の言葉から、滅亡迅雷.netの真意が人類絶滅ではなく「行き過ぎた正義は悪にもなり得る」ということを自分達次世代のヒューマギアにラーニングさせることだといち早く気付き、不破にダイアウルフゼツメライズキーを託して機能停止した。
バックアップは存在していたようであり、その後無事に修復されて唯阿の大門寺への宣戦布告に付き従っている。
余談
演者の菅原氏は『RIDER_TIME_龍騎』にて仮面ライダータイガの変身者戸塚を演じていた。
関連タグ
亡:同じく絶滅種の狼がモチーフのゼツメライズキーで変身するヒューマギア。
バッタヤミー:不破がソルド9に対して語った「正義は都合の良いように暴力を振るうための言い訳」という言葉を体現した存在であり、ある意味ソルド9のIFの姿とも呼べる。