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プロフィール

名前与一(よいち)
個性"個性"の譲渡
与えられた個性力のストック
CV保志総一朗

概要

ワン・フォー・オール』の初代にして、オール・フォー・ワンの弟。物語開始時点で故人。

両目が隠れた白髪と緑の瞳が特徴の青年。

"無個性"だと思われており、体は虚弱で小柄だったため、兄"AFO"から歪んだ愛情を向けられた。正義感が強く、兄の所業に心を痛めながらも抗い続けた。

AFOに幽閉されていたところに、AFO対抗勢力の組織のリーダー(後の二代目継承者)から手を差し伸べられ、連れ出された。

現在は緑谷出久の精神世界に現れ、AFOとのやり取りの記憶、オールマイトを含む歴代継承者のイメージを見せ、現状20%しか使いこなせていない出久に『特異点』を過ぎてしまっていることを告げる。「君は一人じゃない」と出久の身を案じて励まし、何らかの力を目覚めさせる。

超常解放戦線の全面戦争で出久と死柄木弔との戦いの中で、死柄木の意識に宿っていたAFOがOFAを奪おうとする際に志村菜奈と共に出久を庇い、終結後は出久の意識の中で歴代継承者達と共に現れ、出久にOFAが急激に成長した事と、オールマイトが調べ上げた情報から辿り着いたOFAのデメリットを告げ、無個性の人間にしか譲渡出来ないことから出久が最後の継承者になるかもしれない事を告げた後、志村菜奈の死柄木を殺してでも止める覚悟があるのかと問いかけに対して、死柄木を助けたいと言う出久の答えを聞くと、その答えに賛同し、自身らも出久について行く事を決めた。

終始後ろを向いていた二代目と三代目に対してOFAの力を全開放するために出久への協力を要請するも、苛烈な時代を生きたが故に死柄木を助けたいと言う答えを出した出久への協力を拒む2代目と3代目を、かつて自身がオール・フォー・ワンの弟だと知りつつも自身を助けた事を引き合いに出して、説得に成功した。

個性

本来の個性

本来の個性は『"個性"の譲渡』。

"個性"を他者に与える"個性"。しかし、兄と違い他に与える個性がないので無意味な個性であり、彼が"無個性"だと思われる要因になっていた。

与えられた個性

与えられた個性は『力のストック』。

AFOが他者から奪い、強引に彼に与えた個性。

"個性"を譲渡する個性』と『力をストックする個性』が混ざり合ったことで、力をストックし、別の人間に譲渡する個性『ワン・フォー・オール』が誕生した。

余談

未確定ではあるが、過去にAFOがに自身の姓を与えている描写があるため、その場合、本名は死柄木与一と思われる。