プロフィール
概要
『シャーマンキング』に登場するアメリカ人の少年。
主人公チームに加入した5人目のメンバー。シャーマンファイト本戦では「チームTHE蓮」のメンバーとして活躍した。
登場はシャーマンファイト開始直前であるため、やや中盤を過ぎたあたりから登場する。
中南米原住民インディオのシャーマン・オロナの薫陶を受けた霊能力コメディアン。
持ち霊であるジャガーのミックのスピードと嗅覚で、時代の笑いを先取りする情報通を自称するが、持ちネタのことごとくがオヤジギャグレベルで寒いものであり、ギャグをかます度に蓮やホロホロにボコられている。
- しかしこれも、「誰かに冷たい対応をされるオチがつく」という意味では、罪の意識への自戒または自虐を込めているのでは?という推測もある。
能天気に見せて自罰も多分に入ってる、
幼少期、強盗に両親を殺され、孤児院を転々とした末にギャングに落ちぶれたという凄惨な過去の持ち主。
しかし、後に彼の師となるシャーマンの老人オロナと出会ったことで救われる。
後にギャングの仲間達にオロナは射殺されるが、彼との出会いがチョコラブを含むギャング達の心が救われるきっかけとなった。
ギャング時代にカメル・ミュンツァーを殺害していた事でその子供達のルドセブとセイラームから恨みを買っており、シャーマンファイト本戦開催中に彼らに殺害される。何の因果か、共に迫害されてきた人々の末裔でもあった(ミュンツァー家はユダヤ系である)。
死後、グレートスピリッツの中でオロナとの再会や後に第二の持ち霊となるパスカル・アバフとの出会いを経た末にサティに蘇生される。
蘇生を受ける際、サティに頼んで過去の罪への償いの意味を兼ねて盲目となった。
シャーマンファイト終了後は、過去の罪を償うためギャング時代の仲間、SHAFTとともにアメリカ国内の刑務所で服役している。ギャグのセンスは相変わらずだが、「ミスター・ウインド」と呼ばれ親しまれている様子である。
また、時折(社会的に秘匿とされているシャーマンの存在を知る)大統領やFBIからの要請を受け、アメリカ中の犯罪者や、人々に危害を加える悪いシャーマンの逮捕に協力している。
5人の中では、同じく両親を失った過去を持つリゼルグのことを特に気にかけていた様子がある。本編終了後を描いた「FLOWERS」では、警察官となったリゼルグが収監中のチョコラブの保証人となっており、友情が続いているようである。
判明している限り、最終的な巫力は19万7千500(ハオ追跡時)と五大戦士で最大を誇る。凄惨な過去が原因で堕落し罪人となってしまった過去や、それに向き合ったこと、視力をなくしたこと、そして二度地獄に行っていることが関係していると思われる。
持霊
初登場から一緒にいるのはジャガーの精霊ミック。”笑いの風”で憂いに満ちた世界を救う使命を師より受け継いだ『黒いジャガー』。
媒介はミックの爪を模した鉤爪の「ジャガーズ」。
後に命を落として地獄に落ちた際、オロナの計らいにより1000年前のシャーマンファイトで活躍したインディオのシャーマンの霊パスカル・アバフ(アバさん)を第二の持ち霊にする。
五大精霊における持霊はスピリット・オブ・ウインド。
空気を媒介に「風」の属性を持つオーバーソウルを発動させた際には、生命を枯死させる「風化」の能力を発揮した(ただし、巫力が込めた端から周辺の大気に持っていかれるためエネルギー効率はメチャクチャ悪い模様)。
テレビアニメ
CV:くまいもとこ(第一作・二作とも担当)
第一作では、過去について原作のストックや放送時間帯などもあり改変が加えられている。
具体的にはオロナが殺害されておらず病死である、ミュンツァーが登場しなかったため、チョコラブ本人もミュンツァーを殺したことになっていない、など。
第二作ではキャラクターデザインが原作・アニメ第一作から変更されており、唇が薄くなっている。
余談
チョコラブの名前の由来はチョコラBB。シャフトのメンバーの名前もバファリン、ベンザエース、ルル、イブなど薬ネタになっている。なお、オロナの由来はオロナミンC。
黒いジャガーの元ネタは1971年の映画「黒いジャガー」(原題「SHAFT」)。リングにかけろのブラックシャフト説もある。
登録タグはチョコラブが目立つ。
五大戦士では圧倒的な巫力値を持ちながら、主要メンバーの過去を描いた「SHAMAN KING 0-zero-」では五大戦士では唯一彼の話だけ描かれなかった。その理由が「つまらない上に、人気投票ダントツビリ、散々本編で過去編をやったのでこれ以上語ることがない、可哀想なのでせめてトビラ絵だけでも」と作中でアンナ、潤、たまお、ジャンヌと女性キャラにネタにされ、更に2巻ではハオの幼少期の話を2話連続で描かれる始末……。
不人気の理由としては、美形ではないこと、ギャグキャラ要素が強いこと、登場もメインメンバーの中でも最も遅く動機も『あぶれそうだから仲間に入れてくれ』という腰砕けなインパクト、そのためか今一つ主人公の葉との関係も浅く、肝心の葉との戦いでも事実上不参加に終わってしまい、読者の印象的にも仲間キャラとしての重要性が薄くなった可能性が考えられる。
関連タグ
ダルイ:チョコラブと類似している部分がある
直球表題ロボットアニメ:こちらは笑いでロボット間の戦争を止めようとするストーリーである。