概要
初登場は1967年の『Fantastic Four #66』。
ある悪の科学者集団によってつくられた人造人間だったが、研究所から脱走。
その後、生物・遺伝学者のハイ・エボリューショナリーによって、彼が実験場として太陽から見て地球の反対側に作った「カウンター・アース」に監督者として送り込まれた。
これまで名前はなかったが、この時彼に「ウォーロック」と呼ばれ、カウンター・アースの住人に「アダム」と呼ばれるようになった。
またスーパーヴィランのサノスが起こした一大事件「インフィニティ・ウォーズ」では、味方側のリーダー格として活躍。
インフィニティ・ジェムズの1つのソウル・ジェムとの結びつきによって勝利に貢献した。
能力
被造目的が世界征服だったため、超人的なパワーのほかに「宇宙を生身で移動できる飛行能力」「再生にも応用できるコズミックパワー」「量子を操る魔法」「天才的な頭脳」を併せ持つ。
MCU版
演:ウィル・ポールター
サノスがラスボスを務めたフェイズ1~3、いわゆる「インフィニティ・サーガ」には大方の予想に反して一切登場せず。
人造人間かつ原作のジェムに相当するインフィニティ・ストーンと関わりが深い、という点から、おそらくヴィジョンとのキャラ被りを避けたためと思われる。
ただ映画第15作『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』のポストクレジットにて、ソヴリン星の女王アイーシャが新たに作った出産ポッドから生まれる個体を「アダム」と呼んでおり、そのシリーズ続編となる『VOLUME 3』にて初登場が予告された。
ハイ・エボリューショナリーに仕えており、予告編では彼の命令でガーディアンズを攻撃する場面もある。