解説
DCコミックのヒーロー、シャザムが変身するときに唱える呪文。
2010年代から始まった「DCユニバース」に属する、彼が主人公となる映画のタイトルでもある。
シャザム!
2019年4月15日公開の第1作。1941年の『キャプテン・マーベルの冒険』から78年ぶりの映画化となる。
主演はザッカリー・リーヴァイ(変身後)。
ストーリーや設定は2013年発行のNEW52「Shazam! Vol.1」に準じたものとなっているが、メインヴィランがブラックアダムからドクター・シヴァナへと変更されている。
日本語吹替は福田雄一が監修し、菅田将暉がシャザム役に選ばれた。菅田はアニメ映画『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』以来の声優としての出演であり、不慣れながらもシャザムを全力で演じた。
また、「見た目はオトナ、中身はコドモ」という逆コナンのようなキャッチフレーズも使われた。
しかしとある理由により、2021年11月にはザ・シネマ主導によってザッカリーの吹替えを担当したことのある草尾毅を筆頭とした声優に総入れ替えした新録版が制作された。
(そもそも俳優として活動している人が必ずしも声優としての演技も上手いとは言いがたく、両方で活躍している人もそこまで多くはないので、菅田が悪いというわけではない。というか、日本の制作側に責任があるのだが…。)
一応、劇場公開版も緒方恵美・子安武人・杉田智和の3名の演技を堪能できる点は評価できる。
予告編
シャザム! ~神々の怒り~
2023年3月17日に公開予定の続編。原題は『Shazam!: Fury of the Gods』。
吹き替え陣は、先行してシャザム役が宮野真守に交代したこと、しばらくして緒方恵美、杉田智和らの続投が発表。初登場となる今回のヴィラン・神の娘三姉妹は戸田恵子・朴璐美・鬼頭明里と、これまた専業声優が揃えられた。
この交代劇の理由も上述のようにお察しの通りである。
宮野氏は『ザ・スーサイド・スクワッド』でポルカドットマンを担当していた。
予告編