概要
シルバーゴーストとはバイオハザード4に登場するレオンが装備しているハンドガン。
ゲーム内の名称はシルバーゴーストではなくシンプルにハンドガンである。
「シルバーゴースト」と言うネーミングはアームズマガジンのバイオハザード4PS2版の発売記念の特集の際に登場した非公式名称であったが、後に海外限定で発売された公式のバイオハザードのカードゲームにてこの銃の正式名称として扱われた。
ファンからの愛称は「初期ハン」。
スライドには「Kendo」の文字が見えるため、サムライエッジ等と同じくロバート・ケンドの兄弟であるジョー・ケンドが制作したカスタムガンであることが分かる。
ゲーム内の性能としてはよくある初期武器、と言った感じの性能だが武器商人のもとでカスタマイズし、限定仕様にするとヘッドショットのクリティカル率が5倍になる。これはナイフや体術にも適用される。
が、不意にクリティカルが出てしまうと無敵時間が存在する体術に持って行けずに不利になってしまう場合があるため限定仕様まで改造しないと言うプレイヤーも多く、ペセタが集まりにくい難易度プロフェッショナルでプレイヤーが改造費をケチるためにこの銃をずっと使う場合もある。
マーセナリーズではウェスカーがサプレッサーが付いたモデルを所持しているが、サプレッサーが付いていると敵が音を感知出来ないため近寄ってこず、コンボを繋げられなくなってしまう可能性があるため、アタッシュケースのスペース確保も含め開始後に即に捨てられてしまう可哀想なパーツである。おまけに本編では正規の方法では使えない。また、アンブレラクロニクルズでの「闇を継ぐ者」パートでのウェスカーがマーセナリーズと同じサプレッサー付きモデルを使用している。(これはサムライエッジウェスカーモデルの疑似的な再現の為とのこと。)
4以外ではディジェネレーションでもこの銃をレオンは使用しているが、6からはウィングシューター、センチネルナインへと変更している。
開発初期のバイオハザード5の2005年版トレーラーにてコンペンセイターが装着されたものをクリスが使用している。(後にM1911、最終的にはベレッタ92Fと変更された。)
またクリスが『MARVELVS.CAPCOM 3 Fate of Two Worlds』に登場した際もこのハンドガンを使用していた。
その後は長らく登場することはなかったが、バイオハザード:インフィニットダークネスにてレオンの拳銃として実に13年ぶりに再登場した。(作品内での時系列ではディジェネレーションの1年後ではあるが。)
バイオハザード4の体験版ではスタームルガーP85がレオンの初期ハンドガンだった。
デザイン自体はH&KUSP、S&Wシグマ、ルガーP85を組み合わせた実在しない架空デザインの物であるため、既存の銃のカスタム品とは少し異なる。
また、この銃はバイオハザードオリジナルの拳銃としては珍しくサムライエッジのように東京マルイからエアソフトガンが発売されていないが、多くのマルイ製のバイオハザードコラボのエアソフトガンは所謂リデコ品であるため、上記の架空デザインのせいで既存のエアソフトガンの金型が流用できないことが原因だと思われる。
ARMSマガジン2006年1月号ではフルスクラッチで本体を制作しつつ、既存のパーツを流用することでほぼ無可動ではあるが再現モデルが制作されている。
SG-09R
バイオハザード4のリメイク版である『バイオハザードRE:4』ではSG-09Rという名称リメイクされ、MUPベースでフレームが延長されコンペンセイターが装着されたデザインとなっている。(フレームはUSPからそれをベースとした新型であるH&KP30やHK45への過渡期をイメージした制作されたとのこと。)
また、こちらは東京マルイから完全受注生産でコラボモデルが発売される予定である。
関連タグ
バイオハザードオリジナル架空銃:サムライエッジ シルバーサーペント センチネルナイン トールハンマー アサルトライフルCQBR