概要
DSOのエージェントであるレオンの意見を基にバイオテロにおけるエージェントの生命線として制作されたカスタムハンドガン。
耐久性、汎用性、確実性を基準に自身の体験を踏まえて制作された9mmのカスタムガンである。
「センチネルナイン」と言う名称はDSOの前身組織に存在したセンチネルプロジェクトの9番目の試作品、と言う意味である。
SIG P226E2をベースにサムライエッジに匹敵するような高精度なカスタマイズが施されており、B.O.W.の酸にも耐えうる特殊合金を使用し、アイアンサイトは夜間でも使用可能な蓄光タイプ、反動を抑制するフラッシュハイダー、握りやすさを重視したカスタムグリップ、肉抜きを施した引き金の軽いBトリガー、装弾数を増したロングマガジン、そして暗闇で視認性を上げるためにスライドはハーフシルバーとなった。(あくまで対人戦闘ではなく対B.O.W.戦闘が前提となっている。)
しかしこの銃、バイオハザード6には登場しない。
『バイオハザード6』と東京マルイのコラボモデルにもかかわらず、6には一切登場しない。その上レオンは6の本編中は2と同じVP70(ウィングシューター)を使用している。
理由としてはレオンがこの銃を受け取る前に6のバイオテロが起きてしまったと言うのが原因である。
『バイオハザードヴェンデッタ』にてようやくその日の目を浴びる。
6以降はDSOにちゃんと配備されたようでレオンがスタイリッシュに使用する……が、後半は弾薬切れかはたまた威力不足だったのかデザートイーグルに持ち替えられてしまった。
そしてCGアニメシリーズの続編である『インフィニットダークネス』では時系列の問題もあってか先輩であるシルバーゴーストに出番を奪われてしまった。不遇。
しかし、初登場から約十年の時を経てバイオハザード4のリメイク版である『バイオハザードRE:4』のDELUXE EDITIОNにてようやくゲーム内で使用できるセンチネルナインが登場した。
前作『ヴィレッジ』の特典武器だったアルバート.W.モデル 01の性能がとても弱い物で改造ができなかった為、ファンから性能を不安視する声もあった。
しかし蓋を開けてみれば限定仕様まで改造が可能であり、初期性能はSG-09Rよりもやや高くて扱いやすく、最大まで改造すると威力や装填速度がSG-09Rに微妙に劣るものの、装弾数は限定仕様のマチルダを除けばピストルの中で最も多く、手数が多くて扱いやすい良武器として登場することとなり、ファンは歓喜することとなった。
続くCGアニメシリーズの『デスアイランド』でも全編通して使用される等、昨今では不遇だった扱いが払拭されつつある。